AIソフト、オフィスの文書活用を支援するPDF作成ソフトとOCRソフトの新版
エー・アイ・ソフト(北沢 昇代表取締役)は、オフィスでの文書活用をトータルに支援する新製品として、「ScanPaper for PDF」と「ワンタッチOCR Ver.3」シリーズを8月26日に発売する。
「ScanPaper for PDF」は、高精度OCRエンジンを搭載することで、スキャナ添付のバンドルソフトより検索性が高い「透明テキスト付きPDF」を作成できる紙文書の電子化支援ツール。PDF作成ソフト「pdMaker for ScanPaper」の後継版として、紙文書からのPDF作成を効率的に行うことを目指し、コピー感覚のワンボタン操作を実現した。
さらに、企業で導入が進んでいる「ファイル転送機能」搭載のデジタル複合機との連携が可能な「監視フォルダ機能」を装備。デジタル複合機でスキャンした文書の格納先フォルダを「ScanPaper for PDF」の「監視フォルダ」として設定しておくことで、大量の紙文書をスムーズにPDFに変換することができる。価格(税別)は、CD-ROM版が6800円、ダウンロード版が4800円。
「ワンタッチOCR Ver.3」シリーズは、OCR処理を意識せずに、スキャンボタンを押すだけのワンタッチ操作で、紙文書をWord、Excelファイル上でデータとして再活用できるOCRソフト。ラインアップは3種類。価格(税別)は、「ワンタッチOCR Ver.3 for Excel&Word」のCD-ROM版が9800円、ダウンロード版が4900円、「同 for Excel」と「同 for Word」はともに、CD-ROM版が6800円、ダウンロード版が3490円。
今回のバージョンでは、OCR処理を行うにあたって重要となるレイアウト解析精度を高めるために、新たに「原稿の修復機能」を搭載。手書きメモ(カラー)、罫線のかすれ、スキャン時のゴミといったレイアウト解析時のマイナス要因を低減して認識精度を高められるようになった。