楽天、USENと提携し音楽配信サービス開始、楽天ポイント決済可能で8月から
楽天(三木谷浩史会長兼社長)はUSEN(宇野康秀社長)と提携し、音楽情報総合発信サイト「楽天ミュージックダウンロード」を開設、USENの「OnGen USEN MUSIC SERVER(OnGen)」が提供する全約100レーベル、約11万楽曲のダウンロード販売を8月中旬から開始する。
料金は、1曲あたりで百数十円から、アルバムで数千円程度からを予定。ダウンロード購入後は、何度でも聞くことができる。また楽曲は、楽天グループ内のサービス利用時に貯められる、1ポイント1円の仮想通貨「楽天スーパーポイント」でも購入できる。
現在、「楽天ダウンロード」内のビデオクリップ販売では、半数以上がポイント決済を利用。このポイント利用率の高さから、両社では、「楽天ミュージックダウンロード」の簡便さが音楽ダウンロードに対する一般ユーザへの浸透度を高め、楽天グループ会員をはじめ多くのネットユーザーに活発に利用されると見込んでいる。
参加レコード会社は、東芝EMI、ワーナーミュージック・ジャパン、コロムビアミュージックエンタテインメント、キングレコード、フォーライフミュージックエンタテインメントほか全63社。ファイルフォーマットはWMA(Windows Media Audio)。
今回提供する約11万の楽曲数は、「OnGen」同様、音楽ダウンロードサービスとしては国内最大規模。今後もさらに楽曲を追加する予定で、USENの協力で、アーティスト特集、ポータブルプレイヤー特集、邦楽・洋楽のダウンロードチャートなど、インターネットを通じて音楽を楽しめる情報コンテンツも用意する。