マカフィー、世界で2つ目の検証施設を設置、遠隔地でも利用可能
マカフィー(加藤孝博社長)は7月27日、同社製品の検証や機能チェックを行える検証施設「Global Double-Byte Lab(グローバル ダブルバイト ラボ)」を本社(東京都渋谷区)内に設置したと発表した。8月1日からパートナーとユーザーが利用できるようにする。利用条件は、パートナーの場合はエリートパートナー、プレミアム・パートナー、Certified Support Patnerとなっている企業。顧客は、「MCCプラチナサポート」を契約しているユーザー。
マカフィーが検証施設を設置したのは、親会社の米マカフィーが今年3月に米テキサス州ダラスに設置した「McAfee Global Support Lab(マカフィー グローバル サポート ラボ)」に続き2つ目。「グローバル ダブルバイト ラボ」を開設費用は、ハードウェア費用などを含め合計で約2億円という。
「グローバル ダブルバイト ラボ」は、マカフィーが販売するハードとソフトの全製品を揃えており、同社製品の検証やシステム構成の確認、パフォーマンスチェックなどを行うことができる。また、ネットワークを通じてリモート環境で機能調査などを実施することもできる。
寺村巧・取締役サポート&サービス統括本部長は、「当社の販売する商品のなかでハードウェアが増えてきたため、検証施設を設ける必要性が高まっていた」と検証施設を設けた理由を説明。「万一のトラブルがあった場合でも迅速に対応できることなどをアピールしていき、サポート体制の充実も差別化要素としていきたい」と話した。