NEC、きょう体奥行き35.5と業界最小クラスの1Uラック型サーバーを発売
NECは、IAサーバー「Express5800/100シリーズ」の新製品として、データセンター・ASP事業者向け1Uラック型サーバー「Express5800/i110Ra-1h」を発売した。
きょう体の奥行きを業界最小クラスの35.5cmとし、従来のラックマウントサーバーの約2分の1に縮小。また、前後から2台搭載できる新しいラック搭載方式を採用することで、高さ44Uラックに最大82台搭載可能となり、多数のサーバーを集中設置するデータセンターやASP事業に適したモデルとした。
CPUには、低消費電力タイプの「PentiumM 740(1.73GHz)」および「CeleronM 360J(1.40GHz)」を搭載し、従来比約3分の1の消費電力を実現。また、サーバー前面から2台のSATAハードディスクの追加・交換を可能にするハードディスクドライブケージを標準で実装するとともに、3つのLANポートやシリアルポート、モニタコネクタなど各種インターフェイスを前面に配置することで作業を容易にし、保守性を大きく向上した。
価格(税別)は、「PentiumM 740(1.73GHz)」搭載モデルが8万9800円から、「CeleronM 360J(1.40GHz)」搭載モデルが7万5000円から。ともに、出荷開始は8月1日の予定。