日立、100万円を切るSXGA+対応液晶プロジェクタなど3機種
日立製作所 ユビキタスプラットフォームグループ(立花和弘グループ長&CEO)は、SXGA+パネルを搭載した高解像度液晶プロジェクタ「CP-SX1350J」(3500ルーメン)と、XGAパネルを搭載した「CP-X440J」(2500ルーメン)「CP-RX60J」(1500ルーメン)の計3機種を7月下旬から順次発売する。
「CP-SX1350J」は、SXGA+(147万画素)表示機能をもったパソコンに対応したプロジェクタ。SXGA+は、現在主流のXGA(約79万画素)と比較して画素数が約1.9倍あり、高解像度を必要とするユーザーに適している。3500ルーメンの高輝度で、会議室のほか、ホールや講堂など広い空間でも使用できる。
主な特徴は、(1)0.99型SXGA+(1400×1050)の高開口率透過型液晶パネルを使用、(2)電動垂直レンズシフト機構を搭載し、画質を劣化させることなく画面位置の調整が可能、(3)有線LANによるコントロールが可能、(4)オプションレンズを4種類用意し、100型表示であれば、最短1.6m、最長で14.8mまで幅広い投写距離を選択可能――など。価格は99万7500円、7月下旬発売。
「CP-X440J」は、高輝度と使いやすさを追求したモデル。0.7型XGAパネルを使用し、2500ルーメンの明るさを実現するとともに、質量3.5kgのコンパクト設計とした。価格は39万9000円、7月下旬発売。
「CP-RX60J」は、0.6型XGAパネルを使用し、これまでSVGA機中心であった10万円台前半の価格帯でも購入可能なXGA入門機として新たに発売するもの。明るく小型・軽量で、企業内の部や課、教育現場の教室など、小規模な単位で手軽に利用するのに適している。価格は16万9050円、9月初旬発売。