日立、企業向け「FLORA」一新、セキュリティチップ搭載可能なA4ノートなど

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2005/07/15 11:28



 日立製作所 ユビキタスプラットフォームグループ(立花和弘グループ長&CEO)は、企業向けPC「FLORAシリーズ」の新モデルと液晶ディスプレイ「SelecTop」19型モデルを7月15日から順次発売する。

 価格は、(1)セキュリティチップを搭載可能なA4オールインワンノートPC「FLORA 270W(NB8)」が16万3800円から、(2)操作性に優れたデザインを一新した省スペーススリムPC「FLORA 330W(DG8)」が12万2850円から、(3)省スペーススリムPC「FLORA 330W(DG7)」が9万6600円、(4)液晶ディスプレイ「SelecTop」の19型SXGA(1280×1024ドット)モデルが10万2900円。また、「FLORA 330W(DG7)」と「FLORA 350W(DE8)」に、コストパフォーマンスに優れたインテル Celeron D プロセッサ330およびCeleron Dプロセッサ331を搭載したモデルを新たに用意し、現行の「FLORA 200W/300Wシリーズ」について、最大19%の価格改定を実施した。

 A4オールインワンノート「FLORA 270W」は、カスタムメイドでセキュリティチップをサポートし、高いセキュリティレベルを実現できるモデル。PCに搭載されたセキュリティチップがセキュリティ機能の実行やセキュリティ情報の保護を行うため、外部からの不正アクセスに強く、安全性の高いデータ保護とアクセス管理が可能となる。

 「FLORA 270W」は、インテル Pentium M プロセッサ740またはインテル Celeron Mプロセッサ360Jを、省スペーススリムPC「FLORA 330W」は、HTテクノロジ インテル Pentium 4プロセッサ 3.40E/3.20E/3E GHzを搭載し、基本性能の向上を図った。

 従来機種同様、「Microsoft Windows XP Professional Service Pack 2 セキュリティ強化機能搭載」を搭載し、3年間の引き取り修理サービスを無償で行う「3年無償保証サービス」が付属する。さらに資産管理・配布管理ソフトウェア「JP1/NETM/DM Client FLORA Edition」を標準添付し、システム導入から保守コスト、運用管理コストなどを大幅に削減する。