エスケイネット、地上デジタル放送用受信モジュールの試作機を開発
エスケイネット(妹尾 兼社長)は、インテル製PXA270およびCentrino CPU向けに、地上波デジタル1セグメント放送用受信モジュールの試作機を開発した。開発した試作機は、06年3月末から放送が開始されるモバイル機器向けの地上デジタル放送(1セグメント)を受信し、番組を視聴するモジュール。
同モジュールは、CF(コンパクトフラシュ)インターフェイスのデジタルTV受信カードで、インテルの携帯機器向けCPU PXA270が搭載されたWindowsCE機、およびノートパソコン向けCPU Centrinoが搭載されたノートパソコンで動作する。
また、現在開発中のモジュールは、CF以外のPCカード、USB、MiniPCI、SDIO、SSPなどのインターフェイスに対応可能。用途としては、PDAやノートPCのほか、専用端末、カーナビゲーション、MP3・ビデオビューワー、ゲーム機を想定している。OSは、WindowsCE、WindowsXP、Linuxに対応する予定。
なお、今回開発した試作機は、7月13日から15日まで開催している「ワイヤレスジャパン2005」(東京ビックサイト)でデモンストレーションを行う。