バトラァーズ、3万円台のホテル向け中古 Linux PCセット、宿泊者用で
バトラァーズ(竹内敬人社長)は、エム・シー・エス(MCS、寺島裕幸社長)、ターボリナックス(矢野広一社長)と共同で、ホテルと短期滞在型マンション運営会社に対し、宿泊者向け専用の低価格リフレッシュパソコン(中古パソコン)を販売すると発表した。
提供するパソコンは、(1)「リフレッシュデスクトップパソコン+液晶モニタセット」(3万5800円)/CPU:700MHz以上、Memory:128MB以上、OSと環境復元機能ソフトインストール済み、(2)「リフレッシュノートパソコン」(3万9800円)/CPU:500MHz以上、Memory:128MB以上、OSと環境復元機能ソフトインストール済み――の2モデル。
OSは、ターボリナックスの「Turbolite 2005」をインストール、またすべてのパソコンに環境復元機能ソフトをインストールして提供する。これによって、ホテルや短期滞在型マンションのような不特定多数の顧客が使用しても、電源を入れなおすと初期状態に戻る仕組み。さらにオプションで、WindowsXPや「Microsoft Office2003」をインストールすることも可能。
ホテルや短期滞在型マンション会社は、宿泊者に対してノートパソコンのレンタルやロビー・客室への設置が可能となり、サービスの向上につなげることができる。また、価格もリフレッシュパソコンと「Turbolite 2005」を使用することで抑えた。
販売はバトラァーズのホームページ上から受けつける。購入後の保守・サポートについては、ハードウェアのサポートはMCS、OSの「Turbolite 2005」の操作方法やサポートはターボリナックスが行う。また、オプションで出張セットアップサービスも行う。