九十九電機など、ゲートウェイ製デュアルコアCPU搭載PCほか秋モデル7機種

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2005/07/07 10:13



 米国Gateway社(ウェイン・イノウエ社長兼CEO)は、ノートパソコン5機種、デスクトップパソコン2機種の計7機種を秋モデルとして発表した。7月15日から、九十九電機(鈴木淳一社長)、石丸電気、ノジマで販売を開始する。

 ノートパソコンモデルは、(1)薄型・軽量の低価格ノート「4024JP」(8万4800円)/4028JP(9万9800円)/4548JP(12万9800円)」の3機種、(2)ゲームやビデオ編集に最適なAMD Athlon64搭載ワイドノート「7430JP」(13万9800円)1機種、(3)デスクトップ並のパワーを発揮するCentrino搭載ワイドノート「6832JP」(14万9800円)1機種――の合計5機種。

 モバイルノート「4000シリーズ」は、薄型(30mm)・軽量(2.5kg)というサイズながら、高輝度15インチ光沢液晶ディスプレイを備えており、さらに最廉価モデルの「4024JP」では8万4800円という低価格を実現。ビジネスユースのほか、ホームユースとしても高いコストパフォーマンスを発揮する。

 AMD Athlon64搭載ワイドノート「7430JP」は、最先端のノートPC向け64ビットプロセッサ、モバイルAMD Athlon64プロセッサ3700+を搭載し、性能要求の厳しいソフトウェアでもデスクトップPC並のパフォーマンスを発揮。また、グラフィックシステムには2D・3Dの描画に優れた「ATI MOBILITY RADEON 9600」を搭載しているため、最新のゲームソフトも快適に楽しむことができる。さらに、液晶ディスプレイには15.4インチの高解像度ワイドスクリーンを採用した。

 Centrino搭載ワイドノート「6832JP」は、次世代標準のPCI Expressに対応したモバイル インテル915PMチップセットや高速デュアルチャネルメモリなどを盛り込んだ高性能オールマイティノート。快適な2D・3D描画パフォーマンスを実現する「ATI MOBILITY RADEON X600」を採用しているほか、15.4インチの高解像度ワイドスクリーン液晶を搭載した。ノートパソコンでCADやCGワークなど行いたいというユーザーに適している。

 デスクトップモデルは、(1)デュアルコア・プロセッサ搭載のBTXデスクトップ「714JP」(12万9800円)、(2)ビジネスPCとして最適なXPプロ搭載・スリムタワー「629JP」(5万9800円)――の2機種。

 「714JP」は、日本初のBTX規格準拠のデスクトップパソコンシリーズ。システム全体でのエアフローを考慮して設計されているBTXは、高い放熱性と静音性が特徴で、ゲームや映像編集などマシンパワーが必要とされるアプリケーションを長時間連続実行しても、より静音で信頼性のある動作を確保する。「714JP」は、最新デュアルコア・プロセッサの インテルPentium Dプロセッサ820を搭載し、ビデオカードには グラフィックス処理能力に優れたNVIDIA GeForce 6600を搭載した。

 「629JP」は、高性能かつ省スペース型のビジネス用デスクトップパソコン。スリムタワータイプで、OSに「Windows XP Professional」を搭載し、優れたコストパフォーマンスと安定性を発揮する。シルバー&ブラックを基調としたスタイリッシュなデザインは「700シリーズ」と同様だが、横幅がこれらの約半分(93mm)に抑えられており、オフィスや家庭でも設置場所を確保できる。