シーエフ、スキミングに強い決済端末、携帯とモバイルプリンタで実現
シーエフ・カンパニー(但木 守代表取締役)は、携帯電話機と磁気カードリーダー付モバイルプリンタを組み合わせた「モバイル決済端末」を発売する。初年度に5000台の販売を見込んでいる。
プリンタは韓国のAM-Tech製「Mobile Pro Spectrum II」磁気カードリーダー付モデルを採用。インターフェイスはBluetoothと赤外線をサポートした。このプリンタと携帯電話機の組み合わせを利用すると、決済時に預かったクレジットカードを持ち主の目の前で読み取り、暗号化されたデータを携帯電話網を介して送信、カード決済を行い、承認されると確認書を印刷することができる。
携帯電話機のアプリケーション開発言語はJAVA/BREWアプリで、携帯POS/CATやオリジナルのポイント・プリペイドカードシステムといった業務システムなどを構築することもできる。
主な用途は、レストランなどの卓上決済処理/宅急便・軽貨物およびバイク便などの輸送業/運転代行/宅配ピザやケータリングなど/イベント会場や催事場などでの展示販売/病院(とくに往診など出先での利用)/多店舗ファッションビル/屋台や露天商/全国共通ポイントカードシステム/社員・組合員などの管理システム/訪問販売など。従来、クレジットカード決済が即座にできなかった用途でも利用できるようになることで利便性が向上し、スキミング防止も可能になる。