日本HP、3万円を切るセキュリティPDA、SDとCFの両カード対応、Bluetoothも
日本ヒューレット・パッカード(日本HP、小田晋吾社長)は、ビジネス・個人向けPDA「HP iPAQ hx2110 Pocket PC」を、7月1日からHP Directplusオンラインストア、同コールセンターで販売開始した。価格は2万9400円。
今年1月に発売した「hx2000シリーズ」のエントリーモデル。コンパクトフラッシュ(CF Type II)とSD/MMCの2つのカードスロットを装備し、Bluetoothを搭載するなど高い接続性を備えながら、3万円以下の低価格を実現したのが特徴。
また、セキュリティ・アプリケーション「HP ProtectTools」、バックアップ・ユーティリティ「iPAQ Backup」を搭載し、データの保護が必須となるビジネス用途に最適とした。CFが使用できるため、CF型の通信カードやGPSカードなどを使用したい個人ユーザーにも適している。
主な仕様は、(1)Windows Mobile 2003 Second Edition software for Pocket PC、(2)インテル PXA270アプリケーションプロセッサ 312MHz、(3)3.5インチ半透過型カラーTFT液晶ディスプレイ、(4)64MB SDRAM(44MB使用可能)、64MB Flash ROM(13MB使用可能)、(5)幅76×奥行16×高119mm、約164g(標準添付の着脱可能なリチウムイオンバッテリ含む)――など。USBデスクトップ・クレードルはオプション。
なお、発売を記念し、先着300台限定で同製品購入者に「hx2000シリーズ用ケース」をプレゼントするキャンペーンを7月1日から実施している。