モリサワ、年間5万2000円で138書体が自由に使えるフォントライセンス
モリサワ(森澤嘉昭社長)は、フォント製品の新しい提供モデルとして、年間契約フォントライセンスシステム「MORISAWA PASSPORT」を発表した。8月1日から受注開始し、8月22日から出荷する予定。価格はコンピュータ1台あたり年間5万2500円で、契約継続年数割引、所有書体ポイントと契約PC台数による総合ポイント割引、一括払い優遇割引など各種割引プランも用意する。
「MORISAWA PASSPORT」はフォント使用権を1年単位で購入するライセンスシステム。主にDTP市場向けに提供するもので、フォントフォーマットやOS・アプリケーションの移行に向けてネックとなっていた投資コストを軽減でき、今まで以上にクリエイティブな環境で制作できるようになる。
現在リリースしているモリサワフォント138書体すべてを利用できる。また、提供できるフォントを新しく発売した場合は、無料で追加する。フォントは短時間で簡単にインストールでき、面倒だった管理の手間を省くこともできる。
フォーマットは、NewCID(MacOS9およびMac OSX用、Classic環境へのインストールも可能)とOpenTypeフォントの2種類で、MacintoshとWindows両方の環境で利用できる。