長瀬産業、香港Perception Digital社の携帯オーディオ4機種を7月に発売

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2005/06/24 10:26



 長瀬産業(長瀬 洋社長)TRANSTECHNOLOGYは、香港Perception Digital社(PD社)のマルチメディア製品の取り扱いを開始する。その第一弾製品群として携帯オーディオ、20GB HDDタイプ「PD-2000」、5GB HDDタイプ「PD-1001」、SDカードタイプ「PD-205」、1インチUSBポータブルハードディスク「PD-1500」の4機種5製品を、同社Web通販サイト「DVDirect」で7月7日から順次発売する。

 PD社は香港に開発拠点を置き、北米向けを中心にさまざまなマルチメディア関連機器の独自開発、販売を行っている。長瀬産業はPD社と提携し、同社のマルチメディア製品を、Webダイレクト販売による求め易い価格で国内販売していく考え。

 20GB HDDポータブルオーディオプレーヤー「PD-2000」(7月下旬発売、1万9800円)は、タッチパネルによるイージーオぺレーションを実現。本体にSDカードスロットを装備しており、曲データの保管以外にも、デジカメ写真のハードディスクへの一時保管やUSB2.0接続によるPCのカードリーダーとしても活用できる。5GB HDDポータブルオーディオプレーヤー「PD-1001」(1万8400円)は、52.5x79.2x17.7mm、85gのコンパクトなボディに豊富な機能を搭載した。

 「PD-2000」「PD-1001」には、TRANSTECHNOLOGYと米国gracenote社が共同開発した音楽ライブラリ作成ソフト「Trans Music Manager」を添付。単に音楽CDの曲情報をCDDBから取得するだけでなく、アナログ入力した曲の波形を解析し、データベースと照合して曲情報を提供できる「MusicID」を搭載する。このため、音楽のソースをCDに限定することなく、多くのアナログソースからもID3タグつきのライブラリを作成できる。

 また、CDDBへのアクセス情報のデータなどを元にしてコンピレーションアルバムを自動的に作成する「InteliMix」など、先進機能を備えているのが特徴。

 SDカードポータブルオーディオプレーヤー「PD-205」(3780円)は、記録メディアにSD/MMCカードを使うタイプ。音楽のジャンルに応じてカードを交換して楽しむなど、さまざまな活用が可能。本体に液晶表示パネルが付きながら高いコストパフォーマンスを実現した。

 1インチUSBポータブルハードディスク「PD-1500」(2GB:9800円、5GB:1万4800円)は、ポケットに入れてもち運べる超小型タイプ。USBケーブルが本体に収納できるため、スマートにもち歩くことができる。また、万一の落下などの衝撃から本体を保護するための衝撃吸収ケースも付属している。