ウェザーニューズ、1万人で梅雨を実測! 携帯電話と「ビーカー」使って
民間気象情報会社のウェザーニューズ(石橋博良代表取締役会長兼社長)は、全国の携帯電話ユーザー1万人とともに雨観測を行なう「雨プロジェクト」を6月10日から開始した。雨の実態調査を、一般から参加者を募って1万人規模で行うのは、日本のみならず世界的にみても初となる。
梅雨期間中の全国各地の降雨量や酸性度についてビーカー(雨カップ)を使って1万人で毎日観測を行い、収集したデータを同社の携帯サイトで公開するプロジェクト。収集したデータは、気象観測の一環として地域別での降雨の特徴や酸性雨の状況などの調査に活用することも予定している。
同プロジェクトで観測を行なう「雨モニター」は、携帯サイト「ウェザーニュース」内で募集する。すでに5000人が「雨モニター」に決定しており、6月15日(水)から新たに第二次募集として5000人を募り、計1万人で観測する予定。
参加には携帯サイト「ウェザーニュース」の有料メニュー「天気Plus」への登録が必要となる。利用料は月額105円で、iモード、ボーダフォンライブ!、Ezwebからそれぞれアクセスできる。