セイコーエプソン、高画質化を実現したホームプロジェクターの新モデル
セイコーエプソン(花岡清二社長)は、ホームプロジェクターの新モデル「dreamio(ドリーミオ) EMP-TW20」を6月下旬に発売する。価格はオープン。エプソン販売(真道昌良社長)を通じ、1年間で2万台の販売を目指す。
新製品は、04年に発売したエントリーモデル「EMP-TW10H」の後継版。DVDに最適な480pのワイド液晶パネルと1200lmの高輝度を継承しながら、新改良の「エプソンシネマフィルタ」と、小型化・省エネ化を実現した独自の高効率ランプ「E-TORL(Epson-Twin Optimize Reflection Lamp)」を搭載。高輝度に加えて色域を拡張し、正確な色再現による高画質も実現した。
また、視聴環境に応じて最適な色調と明るさをワンタッチで選択できる従来の「カラーモード」のモード数を増強。さらに、短焦点の高倍率1.5倍ズームレンズと、エントリーモデルながら上下2画面分、左右1.5画面分の「レンズシフト機能」を搭載し、大幅に設置性能が向上した。
同社は、販売中の「EMP-TW500」「EMP-TW200H」に新製品の「EMP-TW20」を加えたラインアップによって、ホームプロジェクター市場をけん引していく方針。