ビックカメラ、家電量販店初となる「店頭BTO方式のパソコン」
ビックカメラ(新井隆司社長)は、家電量販店では初となる、ユーザーの希望の仕様にカスタマイズして注文できる「店頭BTO(Built To Order:受注生産)方式のパソコン」を、ビックカメラ有楽町店・新宿西口店、ビックパソコン館池袋本店で6月8日に発売する。価格は5万2290円から。
これまで同社は、ユーザーニーズのなかで一番多かった要望をモデル化した独自の「オリジナルパソコン」を販売していた。しかし、「ハードディスクの容量を増やしたい」「CPUをもっと強化したい」などの声に応え、さらに柔軟に対応できる「店頭BTO方式のパソコン」発売に踏み切ったもの。
注文は、店内に設置した専用端末のメニューに従い希望の仕様を入力して行う。マイクロタワー型、スリム型、ミドルタワー型の3タイプ、7機種をベースに「CPU」「ハードディスク」「メモリ」「光学ドライブ」など13項目から選択できる。商品は約2?3週間でユーザーに届ける。標準で1年間の製品保証と24時間365日の電話サポートがつくほか、オプションで3年間の「延長保証」も選択できる。
今後、取扱い店舗を順次増やし、ネットショップ「ビックカメラ.com」でも販売する予定。また、ビックポイントカードで10%ポイントサービスも行う。
あわせて「ビックカメラオリジナルパソコン」のラインアップも一新した。全モデルにインテル製CPUを搭載し、「インテル Pentium Dプロセッサ」搭載モデルも発売。ビックカメラ・ビックパソコン館16店舗と「ビックカメラ.com」で販売する。