コンピュータ・アソシエイツ、コンシューマ向けスパムメール対策ソフト
コンピュータ・アソシエイツ(CA、三ッ森隆司社長)は6月2日、個人、SOHO向けスパムメール対策ソフトウェア「eTrustアンチスパム2005」を販売開始すると発表した。6月3日に同社直営ウェブサイト「CAストア」でダウンロード版の販売を開始し、17日からパッケージ版の店頭販売を開始する。
「eTrustアンチスパム2005」は、一方的に送られてくる広告や有害なサイトへ誘導するメールなどウイルスやスパイウェアの侵入、フィッシングなど迷惑なスパムメールを受信トレイに届く前に一掃するソフトウェア。
初期設定が自動的にできることや、インストール時に必要なHDD空き容量が2MBと「競合製品に比べて軽いことが強み」(長谷一生・チャネル営業本部ビジネスディベロップメントディレクター)としている。
価格は、直営ウェブサイト「CAストア」のダウンロード版が3980円、パッケージ版が5680円。
同社は今年3月「eTrustシリーズ」でコンシューマ向けのセキュリティ対策ソフト市場に参入し、今回はその第3弾。今夏にはパーソナルファイアーウォール、統合セキュリティ対策ソフトの販売も予定している。今年度(2006年3月期)個人向けセキュリティソフトで売上高10億円を目指す。