NTTドコモ、FOMA「SH901iS」を6月3日に、「F901iS」を6月10日に発売
NTTドコモグループ9社は、FOMAの新シリーズ「901iS」の販売を開始する。まず、「SH901iS」(シャープ製)が6月3日、続いて「F901iS」(富士通製)が6月10日。
「SH901iS」は、液晶テレビ「AQUOS」と同じ技術を使った2.4インチのモバイルASV液晶を搭載。本体前面と側面の4つのスピーカーが臨場感あふれるサウンドを再現する。横置きのデスクトップスタイル時には、サイドのAVコントローラーでAV関連機能を操作できる。
このほかの特徴は、(1)別売の平型AVケーブルで端末に挿入したminiSDカードへの直接録画や本体・miniSDカードから出力できる「AV入出力」、(2)316万のCCDカメラを搭載し、ダイヤルボタン操作による「スポットオートフォーカス」機能や「動画手ぶれ補正機能」を搭載――など。
「F901iS」は、端末を閉じるだけで電話帳やメール、発着信履歴などの機能にロックをかけることが可能な「開閉ロック」機能を搭載。開閉ロック中でもサイドキーでマナーモード起動/解除やiモードメールセンターへの問い合わせ、通話が可能で、ロック解除は指紋センサーで行える。
このほかの特徴は、(1)本体を閉じたまま、miniSDメモリーカードに保存した音楽を再生可能、(2)サイドキーで音量調節や次の曲へのジャンプ、背面に曲のタイトルを表示できるミュージックプレイヤー機能、(3)QVGAサイズ、1秒あたり最大30フレームのなめらかな動画撮影が可能、(4)204万画素のオートフォーカス対応CCDカメラを搭載、最大20倍のデジタルズームが可能――など。
なお、「901iS」シリーズは、全機種「おサイフケータイ/iモード FeliCa」「遠隔ロック」「ICカードロック」に対応する。また、新たに「PDF対応ビューア」を搭載し、地図やカタログ、時刻表などのPDFファイルをiモードサイトからダウンロードして閲覧できるのが特徴。このほか、通話中に音声電話とテレビ電話を切り替えることができる「テレビ電話切替機能」や「FOMAプラスエリア」に対応する。