フロントライン、USBメモリなどでPC環境を持ち歩くためのソフト「携行」

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2005/05/25 10:05



 フロントライン(渡邊毅幸社長)は、AMBERSON社開発の「マスターシリーズ」の新製品として、ムービングマスター「携行」を6月17日に発売する。

 メインPCで使っているメールの設定やデータ、IEの設定、マイドキュメントを、ポータブルHDDやUSBメモリなどのリムーバブルメディアにコピーし、他のPCを、メインPCと同じように利用できるようにするソフト。

 PCを持ち運ぶ必要がないため手軽で、また、リムーバブルメディアから読み込んで利用するため、他のPCにデータが残ることがなく、安全性も高いのが特徴。さらに、USBメモリ専用のシンクロ、差分バックアップ、完全消去と暗号化バックアップ機能を備えた「シンプルボールト」と、キャッシュ、Cookie、履歴などのメンテナンスする「インターネットクリーン」の2ソフトを同梱する。

 移動可能なデータは、(1)「Outlook Express」のメールデータ、アカウント情報、アドレスブック、(2)「Outlook」のメールデータ、アカウント情報、スケジュールなどの付属データ、(3)「Internet Explorer」のお気に入り、Cookie、履歴、(4)マイドキュメントフォルダ内のデータ――となる。

 価格は、パッケージ版が8190円、5ライセンスパッケージが2万475円、10ライセンスパッケージが3万6750円。アカデミック版は1ライセンスパッケージ5250円、同5ライセンスが1万5750円、10ライセンスが2万7930円。ダウンロード版が1ライセンス4935円。