プレクスター、PCI内蔵型で世界初のDivX社認定TVキャプチャボードほか
プレクスター(金子元昭社長)は、PCI内蔵型TVキャプチャボードでは世界初となるDivX Certifiedエンコーダ搭載製品として、DivXNetworks,Inc社が正式認定した新製品「ConvertX PVR(PX-TV432P/JP)」を7月下旬に発売する。価格はオープンで、実勢予想価格が1万8000円前後。あわせて、DVD±R/RWドライブ「PX-716A/JP2」(6月下旬、実勢予想価格1万4000円前後)、同「PX-740A/JP」(6月下旬、同1万円前後)、PCI内蔵型MPEGアクセラレーター「PX-C200P/JP」(7月下旬、同1万円前後)を発売する。
「ConvertX PVR(PX-TV432P/JP)」は、DivXハードウェアエンコードによって、ビデオデータを従来の約3分の1の時間でDivXファイルとして保存できる製品。DivXファイルは従来の約3倍の長時間録画ができ、HDD容量が小さなPCでも長時間録画できる。また、デジタルゴーストリデューサー、3D Y/C 分離、3Dノイズリダクション(Y/C 分離とは排他利用)といった高画質化機能も搭載した。
DVD±R/RWドライブ「PX-716A/JP2」は、最大16倍速/DVD+RW最大8倍速書き込みに対応し、最大6倍速でDVD±R DL(2層)メディアへの書き込みを実現。また、04年11月に発売した「PX-716A/JP」の機能を継承し、DVD-R DLメディアへの書き込みに対応したバージョンのソフトウェアを新たに添付した。交換用のフロントパネルには、ブラックタイプだけでなくシルバータイプも追加している。
同じくDVD±R/RWドライブ「PX-740A/JP」は、世界最高速レベルとなるDVD±Rメディアへの最大16倍速Full-CAV書き込み、DVD2層メディアへの書き込みにも対応。今後発売予定の8倍速対応DVD+RWメディアへの8倍速書き込みもサポートしている。
PCI内蔵型MPEGアクセラレーター「PX-C200P/JP」は、録画したTV番組などのMPEG2データを、ビデオソースの時間に対して最速6分の1の時間で変換できる。さらにCPU占有率も低く、低スペックのPCでも快適利用できるのが特徴。高速・高画質圧縮することでポータブル再生機器で映像を見るなど、より手軽に映像を活用できる。また、アプリケーションとしてUlead Systems社製「Video Studio8 SE DVD for Plextor」を付属し、ビデオ編集を行った後DVDメディアへの書き込みを高速に行うことができる。