パーソナルメディア、137GB以上のHDDデータが消去可能なデータ消去ツール
パーソナルメディア(泉名達也社長)は、137GB以上の大容量ハードディスク、いわゆるBig Driveが搭載されているパソコンの大幅増に対応するため、ハードディスクデータ消去ソフトの新製品「ディスクシュレッダー2」シリーズを5月20日に同社サイトで直接販売する。価格は1万500円から。
「ディスクシュレッダー」は、ハードディスクのデータを完全に消去するソフトの草分け。2001年3月の発売開始以来、広範囲な業種・業務のほか、セキュリティ意識の高い個人に多数利用されている。純国産OSを開発するトロンプロジェクトのなかで、パソコン向けのBTRON仕様に準拠した多漢字・多文字OS「超漢字」シリーズの開発で培ってきた技術を応用し、消去対象となるPC/AT互換機に搭載済みのOSの種類にかかわらず、高速に消去処理を行う。
ラインアップは3種類で、「ディスクシュレッダー2・ライト」(1万500円)は、利用回数無制限で、1枚あれば何回でも利用可能。作業時点で迷わないように「乱数1回書き込み」に消去方式を固定してシンプルな操作を実現した。10枚以上を一括で購入する場合は標準以外の消去方式を選べる「ユーザーズ・チョイス」制度も用意している。
また、「ディスクシュレッダー2・スタンダード」(3万1500円)は、「乱数1?5回書き込み」と「NSA方式」の合計6パターンから消去方式を選択できるスタンダード版。「ディスクシュレッダー2・スーパー」(6万3000円)は、スタンダードの消去パターンに加え、乱数の書き込み回数を9回にまで対応したほか、米国防総省や米海・陸・空軍、グートマン推奨方式など、さまざまな消去規格に準拠した消去作業が可能な上位版となっている。
いずれも従来の容量のハードディスクに加え、Big Driveにも対応。また、注文時にFDまたはCDのいずれかを指定できる。