今人気のDVDコンポ、その秘密はホームシアター対応
【サラウンドシステム】オンキヨー「FR-S7GXDV(D)」が首位に返り咲く<br /><br /> 最新「BCNランキング」(5月2日?5月8日)の「サラウンドシステム機種別ランキング」で、オンキヨーのDVD/MDミニコンポシステム「FR-S7GXDV(D)」が、首位に返り咲いた。<br />
●【サラウンドシステム】オンキヨー「FR-S7GXDV(D)」が首位に返り咲く
最新「BCNランキング」(5月2日?5月8日)の「サラウンドシステム機種別ランキング」で、オンキヨーのDVD/MDミニコンポシステム「FR-S7GXDV(D)」が、首位に返り咲いた。DVDコンポは、オプションスピーカーの追加と手持ちの大画面テレビの活用で、手軽にホームシアターが楽しめるとあって、今や定番の売れ筋的存在になってきた。
▼5月2日?5月8日
サラウンドシステム 上位3機種 販売台数シェア推移
■1位 オンキヨー「FR-S7GXDV(D)」
■2位 ヤマハ「TSS-15」
■3位 デノン「D-ME77DV(M)」
●主流はDVD中心のAV環境へシフト、DVDコンポが優勢
コンポ、テレビ、パソコン、ビデオなどがバラバラにリビングや自室に置かれていたのは過去の話。今では、こうしたAV関連機器の境界線はほとんど見えなくなっている。HDD・フラッシュメモリ・SDカードと、音楽を持ち運ぶメディアの選択肢も増え、この2、3数年でオーディオ市場は劇的に変化。個々のライフスタイルにあった“視聴”ができる環境も整ってきた。また、大画面テレビにDVDプレーヤーや多チャンネルオーディオ機器を組み合わせて、リッチな気分が楽しめるホームシアターも浸透しつつある。
今回のランキングで1位を獲得したのが、前週2位のオンキヨーのDVD/MDミニコンポシステム「FR-S7GXDV(D)」。前週1位のヤマハのホームシアターシステム「TSS-15」は2位に後退した。3位には、前週26位から急上昇したデノンのDVD/MD一体型システムコンポ「D-ME77DV(M)」がランクイン。手持ちのDVDプレーヤーなどとつないで5.1chを実現するスピーカー+AVアンプセットを、DVDコンポが挟むかたちとなった。
●オンキヨー、マルチディスク再生機能で一歩リード
1位のオンキヨー「FR-S7GXDV」は、1998年の誕生以来、すでに100万台を出荷した「FR」シリーズのスタンダードモデル。DVD/MDチューナーシステムアンプに、新開発のA-OMF振動版ウーファーを搭載した木目仕上げのスピーカーが付属する。スピーカーも本体もコンポらしい風格があり、2色のカラーバリエーションのうち、よりシックな「FR-S7GXDV(D)」が売れ筋だ。一方、3位のデノン「D-ME77DV(M)」も、DVD/MDチューナーシステムアンプとスピーカーのセットで、「FR-S7GXDV」同様、オプションのスピーカーを追加することで5.1chにアップグレード可能。これは3位の「D-ME77DV(M)」も同様。いつでもホームシアター化が可能な「マイナスワン」のシステム構成で価格を抑えたところが人気の秘密のようだ。
販売店によると、普及価格帯のミニコンポは、現在、Hi-MD対応のものとDVDコンポが半々くらいの割合で売れているという。DVDコンポは価格が若干高く、音質はCD再生専用タイプより多少劣るものの、テレビと接続してDVDを再生できる便利さとコストパフォーマンスの良さで人気だ。
オンキヨー・デノンともに老舗の音響専業メーカー。音作りやスピーカーの良さには定評があり、重低音のキレや高音の伸びといった音質については評価が高い。その上で「FR-S7GXDV」は、地上・BSデジタル放送に対応し、さまざまな映像・音楽フォーマットに対応する“マルチディスク再生”を実現。幅広いAVニーズを的確に拾い上げた点が、評価されているといえそうだ。
●ますます広がるホームシアター、製品もさらに多様化か
どんなスタイルでホームシアターを実現するかは人それぞれ。手持ちの機器や目的、予算にもよるが、手軽に「音楽も映像も高音質で楽しみたい!」なら、DVDコンポ+スピーカーという組み合わせも悪くない。薄型テレビの普及が進むにつれ、ますますニーズが高まると予想されるホームシアター。今後のランキングの動向に注目したい。→ランキング詳細5月2日?5月8日
◆オンキヨー「FR-S7GXDV(D)」の主な特徴
●新開発「A-OMF」振動板を搭載した最新のスピーカーシステム
●地上・BSデジタル放送に対応の「MPEG-2 AACデコーダー」搭載
●オプションスピーカーと組み合わせて、手軽に5.1chへ発展可能
●バーチャルdts/バーチャルドルビーデジタル対応
●本格的5.1ch再生の「ドルビープロロジックIIデコーダー」搭載
●多くの映像・音楽フォーマットに対応の「マルチディスク再生」
●DVDレコーダーで録画したDVD-R/RWの再生も可能
●TV付属のリモコンで操作可能、一つのシステムとして連動
(対応テレビと組み合わせて使用する場合)
※「BCNランキング」では、ホームシアター関連の販売動向をフォローするため、04年10月に「サラウンドシステム」部門を新設した。集計対象は“ホームシアター環境の構築にかかわるものすべて”。このため「サラウンドシステム」のランキングは、ホームシアターシステム、5.1chの再生が可能なシステムコンポから、スピーカー、アンプ、サブウーファー単体まで、さまざまなジャンルの製品が混在したものとなっている。
●【サラウンドシステム】オンキヨー「FR-S7GXDV(D)」が首位に返り咲く
最新「BCNランキング」(5月2日?5月8日)の「サラウンドシステム機種別ランキング」で、オンキヨーのDVD/MDミニコンポシステム「FR-S7GXDV(D)」が、首位に返り咲いた。DVDコンポは、オプションスピーカーの追加と手持ちの大画面テレビの活用で、手軽にホームシアターが楽しめるとあって、今や定番の売れ筋的存在になってきた。
▼5月2日?5月8日
サラウンドシステム 上位3機種 販売台数シェア推移
■1位 オンキヨー「FR-S7GXDV(D)」
■2位 ヤマハ「TSS-15」
■3位 デノン「D-ME77DV(M)」
●主流はDVD中心のAV環境へシフト、DVDコンポが優勢
コンポ、テレビ、パソコン、ビデオなどがバラバラにリビングや自室に置かれていたのは過去の話。今では、こうしたAV関連機器の境界線はほとんど見えなくなっている。HDD・フラッシュメモリ・SDカードと、音楽を持ち運ぶメディアの選択肢も増え、この2、3数年でオーディオ市場は劇的に変化。個々のライフスタイルにあった“視聴”ができる環境も整ってきた。また、大画面テレビにDVDプレーヤーや多チャンネルオーディオ機器を組み合わせて、リッチな気分が楽しめるホームシアターも浸透しつつある。
今回のランキングで1位を獲得したのが、前週2位のオンキヨーのDVD/MDミニコンポシステム「FR-S7GXDV(D)」。前週1位のヤマハのホームシアターシステム「TSS-15」は2位に後退した。3位には、前週26位から急上昇したデノンのDVD/MD一体型システムコンポ「D-ME77DV(M)」がランクイン。手持ちのDVDプレーヤーなどとつないで5.1chを実現するスピーカー+AVアンプセットを、DVDコンポが挟むかたちとなった。
●オンキヨー、マルチディスク再生機能で一歩リード
1位のオンキヨー「FR-S7GXDV」は、1998年の誕生以来、すでに100万台を出荷した「FR」シリーズのスタンダードモデル。DVD/MDチューナーシステムアンプに、新開発のA-OMF振動版ウーファーを搭載した木目仕上げのスピーカーが付属する。スピーカーも本体もコンポらしい風格があり、2色のカラーバリエーションのうち、よりシックな「FR-S7GXDV(D)」が売れ筋だ。一方、3位のデノン「D-ME77DV(M)」も、DVD/MDチューナーシステムアンプとスピーカーのセットで、「FR-S7GXDV」同様、オプションのスピーカーを追加することで5.1chにアップグレード可能。これは3位の「D-ME77DV(M)」も同様。いつでもホームシアター化が可能な「マイナスワン」のシステム構成で価格を抑えたところが人気の秘密のようだ。
販売店によると、普及価格帯のミニコンポは、現在、Hi-MD対応のものとDVDコンポが半々くらいの割合で売れているという。DVDコンポは価格が若干高く、音質はCD再生専用タイプより多少劣るものの、テレビと接続してDVDを再生できる便利さとコストパフォーマンスの良さで人気だ。
オンキヨー・デノンともに老舗の音響専業メーカー。音作りやスピーカーの良さには定評があり、重低音のキレや高音の伸びといった音質については評価が高い。その上で「FR-S7GXDV」は、地上・BSデジタル放送に対応し、さまざまな映像・音楽フォーマットに対応する“マルチディスク再生”を実現。幅広いAVニーズを的確に拾い上げた点が、評価されているといえそうだ。
●ますます広がるホームシアター、製品もさらに多様化か
どんなスタイルでホームシアターを実現するかは人それぞれ。手持ちの機器や目的、予算にもよるが、手軽に「音楽も映像も高音質で楽しみたい!」なら、DVDコンポ+スピーカーという組み合わせも悪くない。薄型テレビの普及が進むにつれ、ますますニーズが高まると予想されるホームシアター。今後のランキングの動向に注目したい。→ランキング詳細5月2日?5月8日
◆オンキヨー「FR-S7GXDV(D)」の主な特徴
●新開発「A-OMF」振動板を搭載した最新のスピーカーシステム
●地上・BSデジタル放送に対応の「MPEG-2 AACデコーダー」搭載
●オプションスピーカーと組み合わせて、手軽に5.1chへ発展可能
●バーチャルdts/バーチャルドルビーデジタル対応
●本格的5.1ch再生の「ドルビープロロジックIIデコーダー」搭載
●多くの映像・音楽フォーマットに対応の「マルチディスク再生」
●DVDレコーダーで録画したDVD-R/RWの再生も可能
●TV付属のリモコンで操作可能、一つのシステムとして連動
(対応テレビと組み合わせて使用する場合)
※「BCNランキング」では、ホームシアター関連の販売動向をフォローするため、04年10月に「サラウンドシステム」部門を新設した。集計対象は“ホームシアター環境の構築にかかわるものすべて”。このため「サラウンドシステム」のランキングは、ホームシアターシステム、5.1chの再生が可能なシステムコンポから、スピーカー、アンプ、サブウーファー単体まで、さまざまなジャンルの製品が混在したものとなっている。