松下、「レッツノート」4機種、軽量・長時間+タフさで年間34万台狙う

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2005/04/27 10:01



 松下電器産業(中村邦夫社長)は4月26日、モバイルノートパソコン「レツノート」シリーズの夏商戦モデルとして、「CF-Y4」「CF-W4」と「CF-T4」「CF-R4」の4機種を5月20日から順次発売すると発表した。これまでの特徴だった軽量と長時間駆動に加え、頑丈性能を搭載。今後1年間で、「レッツノートシリーズ」全体で34万台の販売を見込んでいる。

 これまで同社では、タフな利用環境向けのパソコンとして「タフブック」をラインアップしていた。しかし、「営業担当者は、持ち運びが便利な軽量モデルでもタフなものを求めている」(高木俊幸・パナソニックAVCネットワークス社システム事業グループITプロダクツ事業部長)ことから、「レッツノート」にもタフ性能を取り入れることにした。

 新製品の「W4」と「T4」には、新しく耐久性を向上させたボンネット構造の天版を採用し、天面全体からの圧力に耐える「耐100kgボディ」を実現したという。また、安全性の高いデータ保護とアクセス管理を可能にするため、全シリーズにセキュリティチップを標準搭載していることも特徴。