【DVD・HDDレコーダー】スゴ録敗れたり! 松下の新DIGAが首位奪取
スゴ録がついに首位の座を明け渡すことになった。新たな主役は松下の新DIGA。さらに各社のシェア格差も縮小。DVD・HDDレコーダー市場は、ますます混戦状態になってきた。
スゴ録がついに首位の座を明け渡すことになった。新たな主役は松下の新DIGA。さらに各社のシェア格差も縮小。DVD・HDDレコーダー市場は、ますます混戦状態になってきた。
▼4月2週(4月11日?4月17日)
DVD・HDDレコーダー 上位3機種 販売台数シェア推移
■1位 松下「DIGA DMR-EH50-S」
■2位 ソニー「スゴ録 RDR-HX50」
■3位 三菱電機「楽レコ DVR-HE700」
「BCNランキング」4月2週(4月11日?4月17日)、DVD・HDDレコーダーの製品別ランキングで、松下の「DIGA DMR-EH50-S」がシェア5.9%と発売3週で初めて首位に立ち、昨年末から続くソニー「スゴ録 RDR-HX50」の独走を止めた。一方、1位から退いたソニー「RDR-HX50」とはいえ、シェアは依然5.5%で2位。3位につける三菱「楽レコ DVR-HE700」もシェアを上げ、上位2機種に迫る勢いだ。
松下の「DMR-EH50-S」は、200GBのハードディスクを内蔵した普及型DVD・HDDレコーダー。4月1日に発売されたばかりの新モデルだ。従来の「DIGA」からの進化ポイントとして、操作をより簡単にしながらスピーディーな動作を実現したことが挙げられる。例えば、電源オフの状態からでも、わずか1秒で「テレビ番組ガイド(Gガイド)」を表示でき、さらに録画も開始できるというスピーディーさは一番のウリ。他モデルとの差別化を図ることに成功した。
このほか、野球中継の放送延長に合わせて録画終了時刻を自動的に延長する「野球延長機能」、毎週または毎日、同じ番組をハードディスクに録画する場合に、自動的に古いものを消す「オートリニューアル」機能など、便利な機能を多数搭載。ソニー「スゴ録」を始め、いくつかの製品が搭載する「キーワード録画」こそないが、基本機能に関しては、なんら不満のない状態に仕上がっている。4月2週時点の平均価格は6万円前後と、新製品ながら手頃。これらの魅力が、今回の1位獲得の原動力になったと思われる。
これまで首位をひた走ってきたソニー「RDR-HX50」は、まず年末商戦でダントツの販売台数を記録。その勢いに乗って04年12月2週(04年12月6日?12月12日)から前週(4月11日?4月17日)まで、18週連続で1位をキープしてきた。しかし、4月に入って、急激にシェアを落とし、ついに松下の「DMR-EH50-S」に取って代わられることになった。
現在、DVDレコーダーの2大メーカーと目される松下とソニー。半年前のモデルと新製品の争いでは、やはり新製品の方に分があるものの、昨年のメーカー別シェアで1位を獲得したのは、ラストスパートで追い上げたソニーだった。コンセプトから一新した新製品を投入し、4月に入って初めて1位を獲得した松下は、果たしてこの勢いを維持できるのか。去年から続く「DIGA」対「スゴ録」の争いは、ようやく第2ラウンドに入ったと言えそうだ。→ランキング詳細(4月2週)
◆松下「DIGA DMR-EH50-S」の主な特徴
●番組ガイド1秒表示&1秒録画スタートの簡単操作
●高画質を実現する「ディーガエンジンII」搭載
●マルチジョグで便利な「かんたんくるくるリモコン」同梱
●地上アナログ放送、CATVの録画に対応
●HDDからDVD-Rへ最大64倍速でダビング可能
●DVDマルチフォーマット対応
●SDカードスロットを搭載し、写真も再生・保存可能
●大容量ハードディスク200GB
スゴ録がついに首位の座を明け渡すことになった。新たな主役は松下の新DIGA。さらに各社のシェア格差も縮小。DVD・HDDレコーダー市場は、ますます混戦状態になってきた。
▼4月2週(4月11日?4月17日)
DVD・HDDレコーダー 上位3機種 販売台数シェア推移
■1位 松下「DIGA DMR-EH50-S」
■2位 ソニー「スゴ録 RDR-HX50」
■3位 三菱電機「楽レコ DVR-HE700」
「BCNランキング」4月2週(4月11日?4月17日)、DVD・HDDレコーダーの製品別ランキングで、松下の「DIGA DMR-EH50-S」がシェア5.9%と発売3週で初めて首位に立ち、昨年末から続くソニー「スゴ録 RDR-HX50」の独走を止めた。一方、1位から退いたソニー「RDR-HX50」とはいえ、シェアは依然5.5%で2位。3位につける三菱「楽レコ DVR-HE700」もシェアを上げ、上位2機種に迫る勢いだ。
松下の「DMR-EH50-S」は、200GBのハードディスクを内蔵した普及型DVD・HDDレコーダー。4月1日に発売されたばかりの新モデルだ。従来の「DIGA」からの進化ポイントとして、操作をより簡単にしながらスピーディーな動作を実現したことが挙げられる。例えば、電源オフの状態からでも、わずか1秒で「テレビ番組ガイド(Gガイド)」を表示でき、さらに録画も開始できるというスピーディーさは一番のウリ。他モデルとの差別化を図ることに成功した。
このほか、野球中継の放送延長に合わせて録画終了時刻を自動的に延長する「野球延長機能」、毎週または毎日、同じ番組をハードディスクに録画する場合に、自動的に古いものを消す「オートリニューアル」機能など、便利な機能を多数搭載。ソニー「スゴ録」を始め、いくつかの製品が搭載する「キーワード録画」こそないが、基本機能に関しては、なんら不満のない状態に仕上がっている。4月2週時点の平均価格は6万円前後と、新製品ながら手頃。これらの魅力が、今回の1位獲得の原動力になったと思われる。
これまで首位をひた走ってきたソニー「RDR-HX50」は、まず年末商戦でダントツの販売台数を記録。その勢いに乗って04年12月2週(04年12月6日?12月12日)から前週(4月11日?4月17日)まで、18週連続で1位をキープしてきた。しかし、4月に入って、急激にシェアを落とし、ついに松下の「DMR-EH50-S」に取って代わられることになった。
現在、DVDレコーダーの2大メーカーと目される松下とソニー。半年前のモデルと新製品の争いでは、やはり新製品の方に分があるものの、昨年のメーカー別シェアで1位を獲得したのは、ラストスパートで追い上げたソニーだった。コンセプトから一新した新製品を投入し、4月に入って初めて1位を獲得した松下は、果たしてこの勢いを維持できるのか。去年から続く「DIGA」対「スゴ録」の争いは、ようやく第2ラウンドに入ったと言えそうだ。→ランキング詳細(4月2週)
◆松下「DIGA DMR-EH50-S」の主な特徴
●番組ガイド1秒表示&1秒録画スタートの簡単操作
●高画質を実現する「ディーガエンジンII」搭載
●マルチジョグで便利な「かんたんくるくるリモコン」同梱
●地上アナログ放送、CATVの録画に対応
●HDDからDVD-Rへ最大64倍速でダビング可能
●DVDマルチフォーマット対応
●SDカードスロットを搭載し、写真も再生・保存可能
●大容量ハードディスク200GB