NEC、シリーズ最大液晶の一体型など個人向けパソコン24モデル発表
NECとNECパーソナルプロダクツは、個人向けパソコンの新製品9タイプ24モデルを、4月13日に発売した。収納式スライドインキーボードの搭載など、リビングに調和するデザインの採用に加え、約4秒でTVが視聴できるインスタント機能、残像感の少ない表示を実現した鮮やか大画面26型ワイド液晶搭載の一体型新シリーズ「VALUESTAR W」などを発売する。
「VALUESTAR W」は、デスクトップPC「VALUESTAR」シリーズ最大となる26型ワイド液晶を搭載した液晶一体型PC。液晶TVとして使用する時はキーボードを本体に収納し、リモコンで操作できるなど、リビングにも調和するデザインと使いやすさを両立した。
また、新ラインアップでは、TVモデル全機種にTV映像のちらつきやギザギザを抑える「動き適応型IP変換」や「60fps表示」といった新たな画像処理技術を追加したNEC製高画質エンジン「VISITAL」を搭載、より美しい映像視聴環境を提供する。明るく色鮮やかな「スーパーシャインビューEX2液晶」も新たに採用した。
さらに、「VALUESTAR」全モデルに、Windowsを起動せずにTV視聴などが楽しめる「インスタント機能」を搭載。1枚のTVボードに2つのチューナーを搭載し、2番組同時録画ができるモデルも発売する。
なお、「NEC Direct」専用パソコン「VALUESTAR G」「LaVie G」でも同様の強化を図るとともに、店頭販売モデルにはないCPUの選択に対応するなど、各種仕様のカスタマイズが幅広く行えるセレクションを用意した。4月13日から順次発売する(10タイプ44機種)。
このほか、今回の新商品からノートパソコン全機種で、「鉛フリーはんだ化」を実現した。デスクトップパソコンでは、現在、出荷台数の約70%が「鉛フリーはんだ化」されており、今年度末までに全機種達成する予定。NECとNECパーソナルプロダクツでは、今後も環境に配慮した商品の提供を通じ、地球にやさしい企業を目指していくとしている。