ニューズウォッチとキヤノン、世界初・複合機に英文翻訳機能を搭載
ニューズウォッチ(金田直之社長)は、キヤノンの「MEAP(Multifunctional Embedded Application Platform)」を搭載したデジタル複合機のオプション機能に、同社が提供する英日・日英翻訳ASPサービスが採用されたと発表した。5月からサービス提供を開始する予定。文章の翻訳機能を備えたデジタル複合機は世界初。
これによって、ユーザーは紙をコピーするのと同じように紙の文書を複合機に置き、翻訳ボタンを押すだけで紙文書の自動翻訳を実行できる。翻訳文書の作成などを考慮し、翻訳結果は複合機の翻訳メニューで指定したメールアドレスにテキストファイルで送信する形式を採用した。
翻訳原稿は、(1)英文原稿、(2)日本語横書き、(3)日本語縦書き――の3パターン。翻訳方式は「原文と訳文の対訳」、「訳文のみ」、「単語毎に訳」から選択可能で、翻訳には「ビジネス」、「情報・通信」、「医学・薬学」など、16分野の約200万語の専門用語辞書を利用できる。
ASPサービスを利用しているため、翻訳ソフトや辞書をバージョンアップすることなく、常に最新の翻訳機能を利用することができる。
対象のデジタル複合機は、Color imageRUNNER iR C3220/C3220N/C2620/C2620N、imageRUNNER iR6060i/iR5160i、imageRNNUNER iR3350i/iR2850i/iR2250i。その他の対応機種については、順次対応予定。