エプソン、ストレージビューワ「P-2000」の静止画・動画性能を向上
セイコーエプソン(草間三郎社長)は、昨年10月に発売したマルチメディアストレージビューワ Photo Fine Player「P-2000」の性能を向上したバージョンアップ版を、エプソン販売(真道昌良社長)を通じて3月22日に出荷開始する。
「P-2000」は、世界最高水準の大画面&高精細の3.8型の液晶ディスプレイ「Photo Fine」と40GBのハードディスクを搭載し、フォトストレージとしてプロ、アマチュアを問わず多くのデジタルカメラユーザーに利用されている。
今回、同製品の静止画再生、動画再生それぞれの性能を向上するなど、バージョンアップを行った新製品を発売する。これによって、高画質一眼レフデジタルカメラのユーザーにも快適な環境を提供するとともに、MPEG4動画コンテンツの高画質再生も楽しめるようになった。
主なバージョンアップ内容は、(1)最大1780万画素までのJPEG表示画像サイズの拡大、(2)デジタル一眼レフカメラ(「α-7DIGITAL」、「*istD」など)のRAWデータの簡易再生に対応、(3)MPEG4動画の再生パフォーマンス向上、(4)三洋電機製デジタルムービーカメラ「Xacti Cシリーズ」に対応――など。
既存ユーザーは、同社ホームページからファームウェアをダウンロードすることでバージョンアップが可能。なお、発売キャンペーンとして、高精細なMPEG4動画が簡単に作成可能な動画ファイル圧縮ソフトウェア「かんたん換太郎 for P-2000」(カノープス製)を無償ダウンロードできる「P-2000 高精細動画体感キャンペーン」を実施する。