ソースネクスト、「ウイルスセキュリティ」にフィッシング対策機能を追加
ソースネクスト(松田憲幸社長)は、新たにフィッシング対策機能を搭載した「ウイルスセキュリティ2005」バージョンアップ版を3月15日から提供開始する。既存ユーザーのアップデートは無料。
「ウイルスセキュリティ」は、セキュリティ対策に不可欠な、ウイルス・スパイウェア対策、不正侵入対策(ファイアウォール)、情報漏えい対策、スパムメール(迷惑メール)対策の4つの機能を搭載しながら、1ライセンス1980円という低価格を実現した総合セキュリティ対策ソフト。今回、迷惑メール対策の強化の一環として、「フィッシング対策機能」を追加。より安全性を高めた。
具体的には、(1)フィッシングメール自動検出・隔離機能、(2)悪質なメール(ActiveX、Javaアプレット、スクリプト)が含まれるメールの検出・隔離機能、(3)危険性のある添付ファイルからの保護機能――の3つの新機能を搭載。金融機関の窓口などからのメール装ったフィッシングメール、オンライン詐欺の原因となるHTMLフォームや疑わしいWebリンク(URL中の文字列をエンコードしているもの、ポート番号が指定されているもの、コマンドを実行させようとするもの)が含まれたメール、exe形式などのプログラムファイルが添付されたメールを、「迷惑メール」と同様、自動的に検知し、「迷惑メールフォルダ」に隔離する。
バージョンアップ対象ソフトは、「ウイルスセキュリティ 2004」「同 2005」「同 2005EX」各シリーズ。なお、「ウイルスセキュリティ」は、使用開始から1年間は常に最新版を無償で利用できる年間サービス(ASP)方式のため、期間内であれば自動的にバージョンアップできる。