ソニー、長時間撮影が可能な410万画素デジカメとフォトプリンタ
ソニーマーケティングは、有効410万画素のエントリーモデルながら、充実したカメラ機能を搭載し、1回の充電で約550枚の長時間撮影が可能なデジタルカメラ“サイバーショット”「DSC-S40」を4月15日に発売する。価格はオープンで、実勢価格は2万7000円前後の見込み。あわせて、複数のメモリーカードスロットを装備し、パソコンを使わずに写真をプリントできるデジタルフォトプリンタ「DPP-FP50」を5月20日に発売する。価格は2万4990円。
「DSC-S40」は、有効410万画素Super HAD CCD、光学3倍ズームのカール ツァイス「バリオ・テッサー」レンズ、独自の画像処理システム「リアル・イメージング・プロセッサー」などを搭載し、高画質撮影が楽しめるデジタルカメラ。
最大の特徴は、別売の単3形ニッケル水素充電池「NH-AA-2DB」を使用した場合、1回の充電で約550枚もの長時間撮影が可能な省電力設計で、入手しやすい単3形アルカリ乾電池にも対応する。記録メディアには、「メモリースティック」を採用。カメラ本体に32MBメモリを内蔵し、外部メディアと内蔵メモリ間のコピーを行えるようにした。
「DPP-FP50」は、昇華型熱転写方式のデジタルフォトプリンタ。1ドットあたり約1677万色の色表現が可能で、鮮明でにじみのない写真を簡単に印刷できる。メモリースティックスロットに加え、SDカードとコンパクトフラッシュカード用のスロットも搭載。フォトプリンタとしての汎用性も高めた。
主な特徴は、(1)メディアに関係なく、Lサイズ1枚約57秒、ポストカードサイズ1枚約67秒の高速プリントが可能(ダイレクトスロット使用時)、(2)印刷面をコーティング処理し、約100年相当の耐久性を実現する独自のラミネート加工技術「スーパーコート2」を搭載、(3)自動画像補正機能「オートファインプリント3」を搭載、(4)テレビにつないで簡単に行える多彩な編集機能を装備、(5)新たにリモコンを同梱し、離れた場所でもリモコンで簡単に操作可能、(6)デジタルカメラとプリンタをUSBケーブルで接続するだけで印刷できる「ピクトブリッジ」に対応――など。