リコー、2.5型の大型液晶を搭載した薄型ワイドズーム502万画素デジカメ
リコー(桜井正光社長)は、デジタルカメラの新製品として、わずか25.8mmの薄型の本体に、4.8倍のワイドズームと2.5型大型液晶を搭載した「Caplio(キャプリオ) R2」を3月18日に発売する。価格はオープンで、実勢価格は4万5000円前後の見込み。
新製品は、今年1月発売の「Caplio R1V」の上位モデルで、有効502万画素CCDと画像処理システム「スムースイメージングエンジン」との組み合わせによる高画質撮影を継承しながら、新たに2.5型の大型液晶の搭載などで、使い勝手の強化を図った。
4.8倍ワイドズームレンズを搭載し、望遠でも迫力のある写真が撮影可能。また、最短1cmまで近づいて撮影できるマクロモードを搭載する。
このほかの特徴は、(1)標準付属のリチャージャブルバッテリーで、約500枚の長時間撮影が可能、(2)内蔵バッテリーに加え、単三型アルカリ電池、オプションのACアダプターの計3種類の電源に対応、(3)ステップズーム機能をオンにすると、5段階の焦点距離(35mmフィルム換算で、28、35、50、85、135mm)に素早く設定することが可能、(4)起動時間や撮影間隔、レリーズタイムラグなどが短く、一瞬のシャッターチャンスを逃さない高速レスポンス、(5)被写体の色調に合わせてフラッシュの発光や露出調整を行う独自アルゴリズムを搭載し、より自然なイメージのフラッシュ撮影が可能――など。
カラーは、シルバーとブラックの2色を用意する。月産台数は5万台。