コクヨS&T、パソコンの不正使用を防止するUSB認証キーの多機能版
コクヨS&T(本社・大阪、岡本光弘社長)は、パソコンの不正使用を防止するUSB認証キー「FILSAFER KEY(EAM-UK300)」の多機能版「EAM-UK500」を3月1日に発売する。価格は2万6250円。05年度に5000万円の売り上げを目指す。
「FILSAFER KEY」は、他人によるパソコンの不正使用を防止するための情報セキュリティ対策商品。今回の多機能版では、従来の機能に加えて、データ/画像/動画など、パソコン内に保存したあらゆる種類のファイルを「ファイル単位」あるいは「フォルダ単位」で暗号化できるようになった。第三者によるパソコン内の情報の改ざんや盗難を防止できる。
また、パソコンのUSBポートから認証キーを抜き取ると画面がスクリーンセーバーに切り変わり、マウスやキーボードなどパソコンの操作を停止する「スクリーンセーバーロック」状態になる。一時的に離席するときなど、簡単に自分のパソコンのロックを施錠・解錠でき、オフィスのIT環境のセキュリティ確保を実現する。
このほか、(1)キーを差し込まないとMOやCD-Rなどの外部メディアにアクセスできないようにする「外部メディアへのアクセス禁止機能」、(2)大切なIDやパスワードをキーに保存し、必要なときに簡単に呼び出せる「パスワードメモリー機能」、(3)PC起動時にキーを差し込むと、ユーザー名・パスワードの入力をせずに自動的にWindowsにログオンできる「Windows自動ログオン」、(4)USBポートからキーを抜き取ると、自動的にWindowsからログオフする「Windows自動ログオフ」─―なども搭載している。