日立、長時間バッテリーを実現した企業向けワイド液晶モバイルPC
日立製作所 ユビキタスプラットフォームグループ(立花和弘グループ長&CEO)は、バッテリー使用時間を従来比で最大約1.6倍長時間化し、基本性能の向上やデザインを一新した企業向けワイド液晶モバイルPC「FLORA 220W(NC3)」を販売開始した。価格は21万6300円。
新製品は、大容量2MB二次キャッシュメモリを内蔵したインテル PentiumMプロセッサ735(1.70GHz)を搭載し、IEEE802.11a/b/g準拠の高速無線LANをカスタムメイドオプションで内蔵可能など、基本性能を向上。
標準のバッテリー(S)使用時で最大約4.9時間(従来は約3時間)、カスタムメイドオプションのバッテリー(L)使用時で最大約7.5時間(同 約5.9時間)と、バッテリー使用可能時間を大幅に向上し、モバイル利用時の快適な操作性を実現している。
このほかの特徴は、(1)「Microsoft Windows XP Service Pack 2 セキュリティ強化機能搭載」を搭載、(2)3年間の引取修理サービスを無償で行う「3年無償保証サービス」に対応、(3)XGA(1024×768ドット)と比べ表示領域を約1.3倍にアップし、作業効率の向上を実現する12.1型WXGA(1280×800ドット)ワイド液晶を搭載、(4)取り外しや交換が可能なファイルベイ構造を採用し、CD-ROM、DVD-ROM&CD-R/RW、DVDスーパーマルチドライブなど、目的や用途に応じて内蔵ドライブを選択可能、(5)カードバス対応のPCカードスロットに加え、AirH”などの通信カードが接続できるコンパクトフラッシュカードスロットを装備――など。
同社では、ネット直販サイト「日立ダイレクト」や営業・販売代理店などを通じて販売していく。