ニコン、逆光などで暗く写った部分を自動補正する5.1メガのデジカメ

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2005/02/17 10:35



 ニコンカメラ販売(西岡隆男社長)は、逆光などで暗く写った部分を自動補正する「D-ライティング」、フラッシュ撮影時に発生する赤目現象を補正する「アドバンスト赤目軽減機能」などの画像処理機能を搭載したエントリーモデルのデジタルカメラ「COOLPIX5600」を2月25日に発売する。カラーは、パールシルバー、シルキーブルー、フェアリーピンクの3色。価格はオープンで、実勢価格は3万円の見込み。

 新製品は、有効画素数5.1メガピクセル、3倍光学ズームレンズを搭載し、高精細で美しい画像を提供する。逆光部分を補正する「D-ライティング」は、もともと明るい部分には影響がなく、光量不足や逆光時の暗く写った部分だけを明るく補正し、画像劣化を最小限に修正できる。フラッシュ使用時の赤目現象は、「アドバンスト赤目軽減機能」で自動検出し、カメラ内部の画像処理で補正することが可能。

 このほかの特徴は、(1)撮影時の手ブレを感知して再撮影を促す「手ブレお知らせ機能」、(2)握りやすいグリップスタイルのボディデザイン、(3)重さ約130gの小型軽量、(4)別売のウォータープルーフケース「WP-CP3」(2月25日発売予定)で水中撮影可能、(5)「水中モード」を含め16種類のシーンモードを搭載、(6)入手しやすい単3形乾電池の使用、(7)SDメモリカードがなくても撮影できる内蔵メモリ(約14MB)搭載――など。