バッファロー、PCレスでテレビ番組の録画・保存・視聴ができる新システム
バッファロー(本社・名古屋市、斉木邦明社長)は、パソコンを介さずにテレビ番組を録画・保存・視聴できるネットワークハードディスクレコーディング(録画)システム「Link de 録!!(リンクでロック)」と、専用クライアントソフト「PCastLink」を開発し、同社のLAN接続ハードディスク“LinkStation”「HD-HGLAN」シリーズ、“TeraStation”「HD-HTGL/R5」シリーズの対応ファームウェア、ソフトウェアとして2月14日から提供を開始した。
「Link de 録!!」は、同社独自のネットワークハードディスクレコーディング(録画)システム。対応するLAN接続ハードディスクのUSBポートに、TVチューナー内蔵キャプチャーユニットを接続し、アンテナ線をつなげると、PCを使わずにTV番組が録画できるようになる。録画データはLAN接続ハードディスクに保存されるため、ネットワーク内のパソコンからの視聴や共有も可能。さらに、メディアプレーヤー「LinkTheater」と組み合わせて使用すると、リモコンを使った家電感覚での操作が可能になる。
さらに、複数のキャプチャーユニットを接続すれば、“LinkStation”「HD-HGLAN」シリーズの場合で最大2チャンネル、より大容量な“TeraStation”「HD-HTGL/R5」シリーズの場合で、最大4チャンネルまで同時録画が可能。
あわせて、無線LANと組み合わせることでアンテナ線を無線化できる「Link de 録!!」対応専用クライアントソフト「PCastLink」もリリースし、「好きな番組を、好きなだけ録り、好きな場所で視聴する」新しいAVスタイルを可能にした。
録画予約については、キーワード設定で自動録画できる「おまかせ録画機能」も利用可能なソニー協力のiEPGサイト「テレビ王国」に対応。また、外出先から携帯電話で録画予約ができる「iCommand」にも対応する。
現時点の対応製品は、LAN接続ハードディスクが「HD-HGLAN」シリーズと「HD-HTGL/R5」シリーズの各モデル、TVチューナー内蔵キャプチャーユニットが「PC-MV7DX/U2」。対応製品は順次拡大予定。