NEC、シンプルなニーズに応える個人向けPCの新ブランド「ValueOne」
NECならびにNECパーソナルプロダクツは、拡張性・基本性能を重視したシンプルなパソコンを求める個人ユーザー向けに、新ブランド「ValueOne(バリューワン)」シリーズを販売開始した。
「ValueOne」シリーズは、買い増し需要の増加にともない、今後の拡大が見込まれるシンプルモデル市場に向けて、NECならではのサービスサポートを付加した新規商品として投入するもの。豊富なTV機能を始め、手軽に写真も音楽も楽しみたいといった高付加価値を求めるユーザーや、パソコン初・中級者向けには、引き続き「VALUESTAR/LaVie」を強化、提供していく。
今回発売したモデルは、「ValueOne MT」(1シリーズ2モデル)で、マイクロタワーきょう体を採用し拡張性を確保。きょう体の背面にはカバーロックレバーを設置し、工具を使わずにきょう体の開閉が行える。また、ビデオキャプチャーボード、RAIDボードや、CD/DVDドライブ、HDDなどを用途に合わせて増設可能な拡張スロットを装備した。
CPUには、インテル Celeron D プロセッサ335(2.80GHz)を採用し、DDR-SDRAMメモリ、USB2.0×5、LAN、モデムなどを標準で搭載。上位モデルでは、xD-ピクチャーカードにも対応した7メディア対応カードスロット、DVDスーパーマルチドライブを搭載している。
ソフトウェアは、OS、セキュリティ対策ソフト、サポートソフトなど必要最小限にとどめ、“シンプルなパソコンが欲しい”というニーズに応える仕様とした。
サポートは、現行の個人向けパソコン(VALUESTAR/LaVie)と同様、パーソナル商品の相談窓口である「121コンタクトセンター」で対応する。購入後の使い方相談や故障診断、修理受付など、きめ細かなサポートによって安心のサポート環境を提供する。
なお、Web販売のNEC Direct専用モデル「ValueOne G タイプMT」も、あわせて発表した。CPU・メモリ・HDD・光ディスクドライブ・ディスプレイなどのセレクション・メニューを用意し、幅広いカスタマイズに対応。インテル Pentium 4プロセッサや2GBメモリ、2台目の光ディスクドライブ装置といったパワフル構成での購入が可能となっている。