ソルダム、アルミメッシュサイドカバーを採用したキューブ型ベアボーン
ソルダムは、アルミメッシュサイドカバーを採用した新タイプのキューブ型ベアボーン「POLO VC」と「PANDORA VC」の各4タイプ8製品を、同社オフィシャル通販サイト「SOLDAM ONLINE」で発売した。「PANDORA VC」は、HDDデュアル搭載を前提としたパワフルなマシンメイクを想定したモデル。価格は、「POLO VC」が5万400円から、「PANDORA VC」が4万8300円から。2月10日までは、先行特別価格として3000円引きで販売する。
両モデルとも、フロントマスクと右側カバーをアルミメッシュ材で一体加工しているのが特徴。Intel Penium4の最新アーキテクチャである「LGA775アーキテクチャ」に対応しており、同機能をキューブPCで楽しみたいという自作ユーザーの要望を反映させた。
「LGA775」は、FSB800MHzで動作し、1MBの2次キャッシュメモリを搭載、HT対応のPrescottコアが共通仕様(一部にFSB533MHzモデルあり)となっているが、動作クロックの上昇とともに発熱量も非常に高くなるため、この増大した発熱をあらゆる条件変化に対応しつつ安定して冷却を行うことが課題だった。新製品では、アルミメッシュを大幅に採用し、ナチュラルベンチレーション効果の非常に高い構造を採用することで、課題を克服している。
このほかの特徴は、(1)アルミシートメタルを使用し、またその造形やデザインはすべて金属加工の最高技術を駆使して造形する伝統的な手法を採用、(2)マザーボードとして、LGA775用には「AOPEN UX915」を、478用には「AOPEN UX4G-1394-II」を採用、(3)シャシー設計/加工の追求――など。