バッファロー、LAN接続型大容量ハードディスクの1.6TBモデルなど
バッファロー(本社・名古屋市、斉木邦明社長)は、LAN接続型大容量ハードディスク「TeraStation」シリーズの新製品として、大容量1.6TBモデル「HD-H1.6TGL/R5」と、640GBモデル“TeraStation mini”「HD-H0.6TGL/R5」を発売する。
「TeraStation」は、ハードディスク4台を搭載し、RAID1、RAID5に対応したLAN接続ハードディスク。1000BASE-Tインターフェイスを備え、Gigabit EthernetとJumbo Frameに対応しているため、高速・快適な大容量データ転送が可能。
「HD-H1.6TGL/R5」は、現在のハードディスク1台あたりでは最大容量となる400GBハードディスクを4台搭載し、合計1.6TBまで容量を拡大したモデル。また、「HD-H0.6TGL/R5」は、コストパフォーマンスに優れた160GBのハードディスクを4台搭載し、合計640GBとすることで低価格を実現した。
主なモードとして、(1)4つのハードディスクを別々のドライブとして使用する「通常」モード、(2)1つのドライブとして使う「スパニング」モード、(3)2台ずつミラーリングしながら使用する「RAID1」モード(総容量の半分まで使用可)、(4)障害に備えてデータをパリティとともに分散記録し、もし1台ドライブが破損しても交換することでデータ復元が可能な「RAID5」モード(総容量の4分の3を使用可)――に対応。
このほか、障害発生時にも速やかに復旧ができるよう、ファイルの更新履歴をバックアップしておく「ジャーナリングファイルシステム」と合わせて、データを強力に保護する。内部のハードディスクは交換が可能。
価格は、「HD-H1.6TGL/R5(1.6TB)」が26万4100円で、受注生産。「HD-H0.6TGL/R5(640GB)」が8万5000円で、2月上旬発売。