ブラザー、SOHOに適したネットワーク標準対応のデジタル複合機
ブラザー工業(平田誠一社長)は、デジタル複合機の新モデル「マルチファンクションセンター「MFC-8820JN」、「DCP-8025JN」2機種を2月1日に発売する。価格は、「MFC-8820JN」が13万6500円、「DCP-8025JN」が10万5000円。SOHOを中心とするオフィス向けに販売していく。
「DCP-8025JN」はレーザープリンタ、デジタルコピー、カラースキャナの3機能を搭載。上位機種の「MFC-8820JN」は、さらにレーザーFAX、PCFAXを加えた5機能を搭載している。レーザーFAX機能は、本や雑誌など厚みのあるブック原稿をそのままFAX送信、コピー、スキャニングできるフラットベッドタイプの読み取り方式を採用した。
両機種とも、新たにネットワークに標準で対応したことで、複数のパソコンでプリンタやスキャナなどの機能を共有できるようになった。また、18ppmの高速印刷を実現している。
このほかの特徴は、(1)自動両面印刷に対応、(2)ADF(原稿自動送り装置)を標準装備し、最大50枚までの複数原稿のコピーが可能、(3)4枚、あるいは2枚の原稿をまとめて1枚の用紙にコピーできる、(4)読み取った原稿を付属ソフトの「Presto! PageManager」を使用することで、即座にPDFファイルに変換して保存可能――など。