ボーダフォン、シャープ製モバイルASV液晶搭載3Gケータイ第2弾「802SH」
ボーダフォン(津田志郎社長)は、第3世代携帯電話の新ラインアップ(Vodafone902・802・702シリーズ)として、「Vodafone 802SH」(シャープ製)を1月14日に発売した。
「802SH」は、04年12月に発売した「902SH」同様、液晶テレビ「AQUOS(アクオス)」で使われているASV(Advanced Super V)液晶技術を応用した「モバイルASV液晶」を搭載する。ディスプレイサイズは2.2インチで、明るい屋外や暗い室内でもはっきりと見える高い視認性と、上下左右160度、どの角度から見ても色調が変わりにくい広視野角を実現している。
また、L判サイズにプリントしても鮮やかな有効画素数130万画素のCCDモバイルカメラを搭載し、撮影した最大約1分間の動画をムービー写メールとして送信できる。さらに液晶部分が180度回転する「Swivel Style(スウィーベル スタイル)」を採用することで、反転させた液晶画面をファインダーとして、デジタルカメラ感覚で扱えるようにしている。
このほかの特徴は、(1)ロングバージョンの「着うた」や「メガアプリ」など、第3世代携帯電話ならではの大容量コンテンツに対応、(2)海外でも、日本国内と同じように音声通話、メール、ウェブサービス、テレビ電話機能「TVコール」が利用可能、(3)文字と添付ファイルを合わせて、最大300Kバイトまでのメッセージを送受信できるMMS(マルチメディアメッセージングサービス)に対応、(4)ワイヤレスで通話や通信が行える「Bluetooth」搭載――など。
ボディカラーは、カシスレッド、シャイニーブラウン、セラミックシルバーの3色。