日立、コンシューマ向けPCを一新、TVを便利に視聴できる機能を搭載
日立製作所 ユビキタスプラットフォームグループ(立花和弘グループ長&CEO)は、コンシューマ向けPCの新ラインアップとして、TVを便利に視聴できるモデルを含む「Prius Lシリーズ」10モデルを1月15日から順次発売する。
「Prius Lシリーズ」は、(1)「23V型ワイド液晶TV Wooo」とのコラボレーションモデルと、2番組同時に録画できる「W(ダブル)録画」機能搭載モデルを用意した「Prius Deck」2モデル、(2)大画面19型液晶ディスプレイを採用した「Prius Air」2モデル、(3)新ラインアップのコンパクト一体型TVPC「Prius Air One」1モデル、(4)高輝度・低反射加工に加え、広視野角の15型スーパーラスタービューEX液晶を採用した「Prius Air Note」1モデル、(5)最薄部約32.5mmでスーパーラスタービュー液晶搭載の15型ノートPC「Prius Note」3モデル、(6)IEEE802.11a/b/g準拠の高速無線LANを搭載した「PriusGear」1モデル――の6シリーズ10モデル。
今回のラインアップでは新たに、録画番組のハイライトシーンを早見できる「いいとこ観」機能を搭載。同社オリジナルのソフトウェア「プリウスナビ」で録画したTV番組の映像や音声を解析し、ハイライトシーンだけを選んで視聴することができる。好みの時間に設定・短縮して視聴できるため、前後半90分のサッカー中継も、ゴールシーンなどを自動的に抽出して約5分で観ることが可能。時間のない時や録画済み番組をまとめて観る時にも、視聴時間を短縮できる。
また、リモコンですばやく操作できる「リモートナビ」機能を新採用。「プリウスナビ」のTV機能を、PCの画面を見ながらリモコンの方向ボタンで操作できる。録画予約や番組視聴など、TVに関するさまざまな機能を操作することができ、大きく見やすい文字表示によって、離れた場所からの操作も行える。
さらに、TV録画機能として、「欲録り」機能を搭載した。電子番組表(EPG)を使って、「出演者」、「ジャンル」など探したいTV番組のキーワードを設定すると、該当番組を自動的に検索する「キーワード録画」や、複数のキーワードからの「絞込み検索」も可能。録画済みの未視聴番組もTOP画面に表示されるため、ワンクリックで録画番組を視聴できる。パソコンの電源がオフの状態でも、録画予約した時間に自動でパソコンが起動し、TV番組の録画を開始するようにした。録画終了時には自動でパソコンの電源をオフにする。