住友スリーエム、壁掛け可能なボード一体型プロジェクタ3機種を発売
住友スリーエムは12月24日、独自の短距離プロジェクター投影機能、ホワイトボードスクリーン機能、タッチパネル機能を一体化した壁掛け可能なボード一体型プロジェクタ「3M Digital Wall Display(DWD)」3機種を発売した。従来機種に比べて、投影画像が大幅に改善されているのが特徴。
新製品は、プロジェクタ機能を内包した壁掛け可能な60インチの大画面スクリーンで、3M独自の特殊レンズを搭載することによって、短い距離で斜めから投影しても歪みを抑えた映像を表示する。照度は1400Ansiルーメン(従来比200Ansiルーメン改善)で、短距離投影方式の効果により実測値以上に明るく見やすい投影画面を実現した。
投影スクリーンは、ホワイトボード機能を兼ね備え、乱反射を起さないよう特殊処理が施されている。タッチパネル機能としては、付属のペンマウスによりPCの直接操作が可能。
スイッチ一つで簡単にセットアップでき、“大画面でありながら省スペース”、“オプションの専用カートによって移動しての利用も可能”といった従来からの特徴を受け継いでいる。
価格は、ホワイトボード機能とプロジェクタ機能に重点を置いた普及モデル「3M DWD 9000PD」が128万円。タッチパネル機能を装備、PCを直接コントロールできる「3M DWD 9200IW」が178万円、9200IWの機能に電子黒板機能も装備した最上級モデル「3M DWD 9200IC」が198万円。