バッファロー、カラフル小型USBメモリと国内初1000BASE-T対応LANアダプタ
バッファロー(本社・名古屋市、斉木邦明社長)は、USB2.0対応のフラッシュメモリ“ClipDrive”シリーズの新製品として、カラフルなアルミきょう体を採用し、小型・軽量化を図った「ClipDrive mini(RUF2-M)」を05年1月中旬に発売する。価格はオープンプライス。
同時に、次世代高速ネットワーク規格Gigabit(1000BASE-T)対応のUSB2.0接続LANアダプタ「LUA-U2-GT」も発表した。出荷開始は05年1月下旬の予定で、価格は6850円。なお、USB2.0対応のGigabitLANアダプタとしては、国内初の製品化となる。
「ClipDrive mini」は、従来製品からさらに軽量・小型化を進めたコンパクトモデルのUSBフラッシュメモリ。同シリーズの主力モデルより、体積比で25%以上スリムになっている。きょう体には厚さ1mmのアルミを採用し、軽量ながら衝撃への耐性も強化した。
また、性能面では、大容量ファイルや動画などのマルチメディアデータでも快適に扱える高速転送(読込み速度10.5MB/S、書込み速度7.8MB/S)を実現した。
このほかの特徴は、(1)WindowsとMacintoshの両方に対応、(2)USBポートに挿すだけで認識し、ドライバのインストールが不要(WindowsMe以降、MacOS9.0以降、MacOSX10.1以降)(3)保存データの誤消去を防ぐセキュリティソフト「ClipDriveセキュリティ」に対応(Mac OSは除く)――など。
メモリ容量128MBと256MBの2タイプをラインアップし、カラーはシルバー、ピンク、レッド、ネイビーの4色を用意した。それぞれキャップ紛失を防止するチェーンが付属する。
一方、「LUA-U2-GT」は、USBポートに接続して使うLANアダプタで、Ethernetの送信単位を大きくしてネットワーク上の転送効率をアップする“Jumbo Frame”に対応し、100Mbpsを超える高速なGigabitLANを実現した。従来規格の100BASE-TXや10BASE-Tにも対応するため、将来のアップグレードを見越しての先行導入も可能。ドライバのインストールや設定は、付属のユーティリティソフト「LHA Navigaor」を使って簡単に行える。
また、ウイルス対策ソフト「ウイルスバスター90日版」を同梱し、継続して製品版へのアップグレード(有償)にも対応する。
接続インターフェイスはUSB2.0とUSB1.1。USB1.1接続時は、規格仕様上、転送速度は最大12Mbpsとなる。