DVDレコーダーを超えた?8か月連続首位の内蔵キャプチャーボードに新モデル登場
正月休みといえば、テレビで映画や特番が目白押し。流行のDVDレコーダーを購入するのもいいけれど、デスクトップ型パソコンをもっている人なら内蔵TVキャプチャーボードでテレビ録画してみるのも面白い。価格的にも1万円台と、DVDレコーダーと比べて格段に安い。そんなタイミングを狙って、強力なキャプチャーボード新製品が登場した。
正月休みといえば、テレビで映画や特番が目白押し。流行のDVDレコーダーを購入するのもいいけれど、デスクトップ型パソコンをもっている人なら内蔵TVキャプチャーボードでテレビ録画してみるのも面白い。価格的にも1万円台と、DVDレコーダーと比べて格段に安い。そんなタイミングを狙って、強力なキャプチャーボード新製品が登場した。アイ・オー・データ機器のシングルチューナー進化モデル「GV-MVP/RX2」(1万6800円、12月8日出荷)と、2番組同時録画が可能な「GV-MVP/RX2W」(2万7400円、05年1月中旬出荷予定)の2モデルだ。
この製品が注目されるのは、「BCNランキング」で04年4月から販売シェア連続トップを維持してきた「GV-MVP/RX」の後継機だから(図)。首位を独走する理由は、なんといっても発売当初の飛びぬけたコストパフォーマンスのよさ。「ゴーストリデューサ」、「3D Y/C分離」、「ノイズリダクション」といった高画質化回路搭載モデルが3万円台だった当時に、1万9800円(12月1日に価格改定、現在は税別1万6800円)という大胆な価格設定と、「惜しみなく最新技術を搭載した」(同社製品開発担当)のが効を奏して、あっという間にベストセラーに駆け上がった。
今回の新製品は、そうした特徴にさらに磨きがかかっている。最大の注目ポイントは、両機種ともに同社独自のアプリケーションソフト「I-O DATA mAgicTV5」によって、複数チャンネルの同時録画に対応したこと。PCのスロットに複数枚のボードを差し込んで、最大6チャンネルまでの同時録画をコントロールできる。DVDレコーダーなら10万円以上の製品にしか搭載されていない機能を、この価格で実現させた。
同時録画ができれば利用方法も変化する。パソコンをテレビ番組貯蔵データベースとして使うことも可能だろう。新製品は、インターネットからPC上に最大1週間分の番組表をダウンロードして、自由に使うことができるほか、放送終了後も録画済みの番組表を表示しておき、クリックで再生できる。キーワードを設定しておくだけで自動的に録画する「おまかせ録画」機能も備えているので、自分だけのテレビ番組録画表を作成できそうだ。
折りしも19インチ液晶ディスプレイの価格が手頃になって、大画面にテレビ番組を表示させながらメールのチェックを行うといった“ながら”操作もやりやすくなってきている。テレビとパソコンの新しい関係も、これから徐々に生まれてくるのかもしれない。
正月休みといえば、テレビで映画や特番が目白押し。流行のDVDレコーダーを購入するのもいいけれど、デスクトップ型パソコンをもっている人なら内蔵TVキャプチャーボードでテレビ録画してみるのも面白い。価格的にも1万円台と、DVDレコーダーと比べて格段に安い。そんなタイミングを狙って、強力なキャプチャーボード新製品が登場した。アイ・オー・データ機器のシングルチューナー進化モデル「GV-MVP/RX2」(1万6800円、12月8日出荷)と、2番組同時録画が可能な「GV-MVP/RX2W」(2万7400円、05年1月中旬出荷予定)の2モデルだ。
この製品が注目されるのは、「BCNランキング」で04年4月から販売シェア連続トップを維持してきた「GV-MVP/RX」の後継機だから(図)。首位を独走する理由は、なんといっても発売当初の飛びぬけたコストパフォーマンスのよさ。「ゴーストリデューサ」、「3D Y/C分離」、「ノイズリダクション」といった高画質化回路搭載モデルが3万円台だった当時に、1万9800円(12月1日に価格改定、現在は税別1万6800円)という大胆な価格設定と、「惜しみなく最新技術を搭載した」(同社製品開発担当)のが効を奏して、あっという間にベストセラーに駆け上がった。
今回の新製品は、そうした特徴にさらに磨きがかかっている。最大の注目ポイントは、両機種ともに同社独自のアプリケーションソフト「I-O DATA mAgicTV5」によって、複数チャンネルの同時録画に対応したこと。PCのスロットに複数枚のボードを差し込んで、最大6チャンネルまでの同時録画をコントロールできる。DVDレコーダーなら10万円以上の製品にしか搭載されていない機能を、この価格で実現させた。
同時録画ができれば利用方法も変化する。パソコンをテレビ番組貯蔵データベースとして使うことも可能だろう。新製品は、インターネットからPC上に最大1週間分の番組表をダウンロードして、自由に使うことができるほか、放送終了後も録画済みの番組表を表示しておき、クリックで再生できる。キーワードを設定しておくだけで自動的に録画する「おまかせ録画」機能も備えているので、自分だけのテレビ番組録画表を作成できそうだ。
折りしも19インチ液晶ディスプレイの価格が手頃になって、大画面にテレビ番組を表示させながらメールのチェックを行うといった“ながら”操作もやりやすくなってきている。テレビとパソコンの新しい関係も、これから徐々に生まれてくるのかもしれない。