ビックカメラ、05年中にエリア全店舗でSuica対応へ、まずは有楽町店から
ビックカメラ(新井隆司社長)は、東日本旅客鉄道(JR東日本、大塚睦毅社長)が提供する「Suica」を利用したショッピングサービス(電子マネー)をビックカメラ有楽町店に先行導入し、05年1月20日10時から対応すると発表した。
両社は以前から、ビックカメラ店舗へのSuicaによる電子マネーの導入に向けた協議を進めていた。導入後は、利用店舗の拡大を図り、05年度中をめどにSuica利用可能エリア内の全17店舗でSuicaによる買い物が行えるようにする方針。
導入予定店舗は、池袋本店/ビックパソコン館池袋本店/ビック・カメラ専門館/池袋東口駅前店/池袋西口店/新宿西口店/新宿東口/渋谷東口店/渋谷ハチ公口店/立川店/横浜西口店/ビックパソコン館横浜駅前店/新横浜店/大宮西口そごう店/高崎東口店/柏店(仮称、05年3月開店予定)。
Suicaによるショッピングサービス(電子マネー)は04年3月にスタートし、現在までに電子マネー対応Suicaカードの発行枚数は約481万枚に達している。1日あたりの利用件数は約8万件。家電小売店でのSuica導入は、今回のビックカメラが初となる。
なお、Suicaを利用して買い物をした場合でも、現金やデビットカード同様に、ビックポイントカードのポイント(通常10%)が付与されるため、ポイントサービスの特典は継続して受けられる。