パナソニックコミュニケーションズは、IPv6対応ネットワークカメラの新製品として、オートフォーカス21倍光学ズームを搭載し、高速で広角度のパンやチルトができる「BB-HCM381」を05年1月11日に発売する。価格は15万7500円。月産台数は2000台。既存のIPv6対応ネットワークカメラシリーズ4製品に新製品を加えることで、ユーザーの幅広いニーズに応えていく。

　「BB-HCM381」は、ネットワークカメラでありながら、パン（カメラの位置を固定したまま、左右に動かしながら広い範囲を撮影すること）や、チルト（三脚に固定されたカメラを上下に動かすこと）が可能で、搭載するオートフォーカス21倍光学ズームと組み合わせると、より広い範囲を撮影できる。

　また、カメラ本体にあるSDメモリーカードスロットにSDメモリーカードを挿せば、画像を直接、カードに録画することも可能。

　このほか、音声の双方向通信機能を搭載し、カメラ設置場所のモニタリングだけでなく、モニタリングをしているパソコン側から、ネットワークカメラ側に向かって音声送信を可能にした。ただ、トランシーバー方式のため、音声の送信と受信は同時に行えない。