リオ・ジャパン、携帯オーディオの新ブランド“SiGN”2製品を発売
リオ・ジャパンは、香港のデジタルオーディオプレーヤーブランド“SiGN(サイン)”のフラッシュメモリー内蔵デジタルオーディオプレーヤー「Si-300」を12月24日に、同「Si-200C」を12月27日に発売する。価格はオープンで、同社の直販サイト「Rio eStore」での価格は「Si-300」が1万9800円で、「Si-200C」が1万5800円。カラーは、ともにミラーシルバー。
“SiGN”は、香港のデジタル機器メーカー・AVC Technologyが販売しているブランドで、スタイリッシュで先進的なデザインを開発コンセプトとしている。日本国内での販売は、今回の2製品が初めて。
リオ・ジャパンでは、販売中の自社ブランド「Rio」シリーズに加え“SiGN”ブランド製品も取り扱うことで製品ラインアップを充実させ、デジタルオーディオプレーヤー市場でのシェア拡大を目指す。
「Si-300」は、アルミ製のスタイリッシュなボディに256MBのフラッシュメモリーを内蔵しながら、重さは約38gと軽量な多機能プレーヤー。WMA、MP3WMA、MP3の両圧縮方式に対応し、およそ8時間分、約120曲(WMA形式で64kbps、1曲4分とした場合)分の音楽を保存できる。FMチューナー、最長18時間(録音品質が「低」の場合)のボイス録音、ダイレクトエンコーディング機能なども搭載。こうした多彩な機能と美しいデザインが評価を受け、ドイツの世界的なデザイン賞「2005年度iFプロダクトデザイン賞」を受賞した。同社では、ハイエンドユーザーをターゲットに月販5000台を見込む。
「Si-200C」は、256MBのフラッシュメモリーを内蔵し、ボディ表面に埋め込まれたクリスタルがワンポイントとなっている。このスタイリッシュなデザインは、オーディオプレーヤーとしてではなく、アクセサリー感覚で首にかけて持ち運ぶことを想定したもの。機能面では、「Si-300」と同じく、MA、MP3の両圧縮方式に対応し、およそ8時間分の音楽の保存が可能。さらに、高音質な音楽を楽しむことができるSurround SD stereo SRS WOWを搭載した。月販3000台を見込む。
このほか、両製品共通の特徴は、(1)USB2.0ストレージクラスに対応、(2)豊富なイコライザー機能を搭載、(3)どの角度からもはっきりとディスプレイ表示を見ることができる有機ELディスプレイを採用――など。