エプソン、ワイヤレス&PCレスを実現した軽量・高輝度のプロジェクタ
セイコーエプソン(草間三郎社長)は、「オフィリオプロジェクター」の新商品として軽量(1.7kg)、高輝度(2000lm)を両立した軽快モバイルプロジェクタ「EMP-732」と、ネットワーク機能を搭載した「EMP-737」をエプソン販売(真道昌良社長)を通じて05年1月上旬に発売する。価格は、「EMP-732」が29万8000円。「EMP-737」が34万8000円。2モデルで今後1年間に3万3000台の販売を見込んでいる。
両商品とも、世界No.1の実績をもつエプソン液晶パネル技術「3LCD方式」を採用しており、明るく自然な色合いで、ちらつきもなく目に優しい映像を映し出すのが特徴。
1.7kgの軽さで高輝度2000ルーメンを実現し、社内の打ち合わせ、社外へのプレゼンテーションにも手軽に持ち運びが可能。明るい部屋でも鮮明な画面を投写できるため、さまざまな活用シーンで利用できる。
「使いやすさ」においては、(1)セッティングの手間を大幅に軽減する「自動台形歪み補正機能」、(2)「入力信号自動検出機能」の搭載、(3)準備と片付け時間を手短にする「クイックスタートアップ」、(4)「クイッククールダウン」――によって、設置準備の簡便性を高めるなど、オフィリオプロジェクタならではの使いやすさを継承している。
さらに、「EMP-737」では、プロジェクタがパソコンから独立し、ターミナルとして機能を高めていくプラットフォームコンセプト「EasyMP」のもと、最新のネットワーク機能を搭載した。また、無線LANを利用した「ワイヤレス」機能と、USBメモリなどを利用した「PCレス」機能を標準搭載し、学校や企業でのプレゼンテーション用途だけでなく、ショッピングセンター/ショー/レストランなどでのディスプレイ利用といった活用もできる。
なお、今回の発表にあわせ、04年9月から販売しているオフィリオプロジェクタ「EMP-740」と「EMP-745」の価格改定を行った。「EMP-740」は44万8000円を39万8000円に、「EMP-745」は49万8000円を44万8000円にそれぞれ値下げした。