I・Oデータ、日本初「Windows Connect Now」対応の無線LAN搭載ルータ
アイ・オー・データ機器は、IEEE802.11a・IEEE802.11g/bの同時利用に対応した無線LANルータ「WN-APG/R」を12月下旬に発売する。あわせて、同ルータにPCカードタイプの無線LANアダプタを添付したセット品「WN-APG/R-S」を同時発売する。価格(税別)は、「WN-APG/R」が1万9800円。「WN-APG/R-S」が2万1000円。目標出荷台数は2か月で合計6000台。
新製品は、同社無線LAN製品「AirPortシリーズ」の最上位機種にあたり、家電ライクな操作性を実現するとともに、安全かつ簡単な無線LANの設定を可能にする「Windows Connect Now」に日本で初めて対応した。
「Windows Connect Now」は「Windows XP Service Pack 2」に標準搭載されている機能で、安全な無線LANの構築を自動化するための技術。新製品はこの「Windows Connect Now」に対応し、パソコンで設定内容を記憶させた設定用USBメモリを新製品のルータに挿し、ボタンを押すだけで無線LANの設定を完了することができる。「WindowsXP SP2」以外のOSを使用する場合は、同社製の設定ユーティリティ「クイックコネクトNEO」によって同様の機能が利用可能。
家電ライクな操作性で安全なネットワーク利用を実現する「クイックボタン」搭載しており、パソコンを使用しなくても本体に搭載しているボタンで無線LAN通信やインターネット接続のオン・オフを切り替えることができる。