トリニティー、ホームページで画像や文章のコピーを禁止できるソフト
トリニティーセキュリティーシステムズは、「Pirates Buster(パイレーツバスター)シリーズ」のDRMソリューション「Pirates Buster for WebPage」の最新バージョン1.2を出荷開始した。旧バージョンユーザーには、12月13日から順次、無償リリースアップCD-ROMを送付する(保守契約ユーザーのみ)。価格はオープンで、実勢価格は30万前後の見込み。
新ソリューションは、ホームページで公開する画像や文章のコピー・キャプチャ・印刷・ソース表示などを禁止できるもの。写真やキャラクタ画像などの不正利用を懸念し、効果的なWeb展開ができなかった問題点を解消する。肖像権のある写真データ(アイドル写真、写真家・芸術家の作品)、HTMLソースプログラム、企業IR情報(会社ロゴデータ、重要文書)などでの利用を見込んでいる。
主な特徴は、(1)データを暗号化し、キャプチャ/PrintScreen/コピー/編集/保存/印刷など二次操作やメニューを使用不可能に、(2)そのつど復号・表示プログラム「ViewControl」 によって自動的に復号するため、閲覧時も意識することなく閲覧可能、(3)暗号化データには閲覧制限(期間、回数など)を設定可能、(4)暗号化には世界標準「AES」を採用。暗号化プログラムがサイトマップを自動的に理解し、HTMLソースに関連付いた画像・動画も含め、暗号化対象ファイルを認識して暗号化、(5)Windows XP SP2に対応――など。