エディオンとミドリ電化、共同オリジナル商品「KuaL(クオル)」販売へ

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2004/12/06 05:34



KuaLロゴ エディオンとミドリ電化は、よりユーザー重視の家電専門店を目指すため、新たに共同オリジナル商品(専用モデル)“KuaL ”(クオル)を開発、05年1月1日以降、随時発売していくと発表した。

 現在、両社は05年4月の事業統合に向けた準備を進めている。この一環として、新たに2社共同オリジナル商品の開発・販売を推進していく。これまでの「Voice Networkグループ」以上に、集中販売に裏付けされた開発商品の絞り込みと営業政策に連動したタイムリーな商品開発、開発業務のスピードアップによる業務効率の改善を図っていく。

 これによって、取引先との信頼関係を強化し、ユーザーニーズに対応した商品開発と、精度の高い生産・販売管理を実現する。今後両社は、「共同オリジナル商品」と「プロパー共同取組商品」の2つに取り組んでいく方針。

 「共同オリジナル商品」はアイテム数を絞り込み、プロパー商品との明確な差異化が図れる高付加価値商品を開発対象とする。ユーザーの声を反映した付加機能を向上させ、ユーザーへのライフスタイル提案を目的としたソリューション型商品提案を行う。

 「プロパー共同取組商品」については、商品確保やボリュームによる商品原価の掘り下げを目的とし、商品政策の一本化によって集中販売を強化し、さらなるコストダウンを図る。

 なお、商品ブランドはメーカーブランドを使用し、共同オリジナル商品のブランド「KuaL」は、ユーザーへのオリジナル商品告知を表現するためのマーケティングブランドとして、チラシ・カタログ・店頭POP・ショーカードなどに使用していく予定。

 両社では、05年度の年間計画として、「新オリジナル商品《KuaL》」を3000アイテム、売上構成比40.0%、「プロパー共同取組商品」を500アイテム、同10.0%にしていく計画。